SNS実験 00: 混沌の中で「信号」を探す—— 日中の複数プラットフォームでの反応観察
よくあるありきたりな物語と同じように、この話も少し冴えないところから始まります。
最近、やっとの思いで、自分の作品をいくつかのSNSに投稿し始めました。
現時点では4つのプラットフォームを並行して運用しています。
最も長いものは去年の11月から(X / Twitter)、最も新しいThreadsは今月からです。
しばらく続けてみたものの、現実はやはり厳しい…
どのプラットフォームも同じく、平均の閲覧数は二桁前後、「いいね」も一桁がほとんどです…
ただ、その中でごく稀に、予想を少し上回る反応が出る投稿もありました。
まだサンプルは少ないのですが、そうした小さな「例外」から、
今のこの状態だからこそ見えるものもあるかもしれない?少しずつ試してみたいな…
と思いました。
なので、いくつかの仮説のようなものを立ててみて、今後の試行の指針としても残しておきたい気持ちです。
目次
01 X (Twitter):同じ領域におけるユーザーとの共鳴
02 Threads:初期露出とテキスト中心の反応
03 Instagram:新規アカウントの不確実性とこれからの運用
04 Rednote(小紅書):コメントによって動く仕組み?
小さなまとめと次の方向性
01 X (Twitter):同じ領域におけるユーザーとの共鳴
・最高値:表示 207 / いいね 19 / RT 1
・当時のフォロワー数:11(主に絵描き・写真関係)
・「いいね」の内訳:絵描き 15 / 写真関係 1 / その他・不明 3
・投稿内容:20分以内で描いた水彩の小さなイラストを2点、カジュアルで日常的なトーンのキャプション
この投稿に関しては、リポストが同じく絵描きをしている方によるものであった点が、表示数の伸びに影響している可能性があります。
また、反応の内容を見る限りでは、完成度の高さよりも、
気軽に見られる「温度感」や、制作の「軽さ」
といった要素の方が、同じ領域のユーザーにとっては受け取りやすい形になっていたイメージです。
今後の方向性を削ることを可能にする「仮説」としては、
・同じ領域にいるユーザー同士のネットワーク(特にリポスト)が、初期拡散の一つの起点になり得ること
・強い主張や完成度よりも、感情的なハードルが低い投稿の方が反応を得やすい可能性
が考えられます。
02 Threads:初期露出とテキスト中心の反応
・最高値:表示 107 / いいね 3
・投稿時間:2026年4月14日 深夜23時頃
・翌日昼頃に表示100超え
・投稿の内容:深夜お風呂上がりに木の画板からほんのりする匂いについての短い記録
また、スレッドでの初投稿も、それに次ぐ反応が得られました。
・投稿の内容:読書メモおよび制作に関する短い考察
・文字数:約260字
・表示: 40 / いいね 4
・投稿時間:2026年4月9日 深夜
実際の表示はこんな感じです。
相対的に長さのある投稿なので、検索経由での閲覧数は想像よりずっと少なく(5%)、プロフィール経由の閲覧比率(7%)を上回らなかったことは少し面白いです。
ちなみに、Threadsでの最も閲覧数の多い投稿は、5.6%のロフィールへのアクセスが確認できました。
今の段階ではいくつか独立した傾向としては、
・初期段階の投稿が、比較的表示されやすいようにも見える点
・テキストを起点とした反応が生まれやすい点
・内容が「どの立場や状態に属する感覚か」が明確な場合、共感と同時にアカウントへの関心(プロフィールへのアクセス)が生じやすい点
が「仮設」として興味を持たせました。
03 Instagram:新規アカウントの不確実性とこれからの運用
・現状:すべての投稿でいいねは1以下
・初投稿の表示回数:7
まだサンプルが非常に少ないため、現時点では「新規アカウントはある程度広がりに繋がりやすい可能性」とまでは言い切れず、むしろ、「アカウント自体がまだ認識されていない」に近いかもしれないです。
そのため、今の段階で考えられることとしては、
・ある程度まとまった頻度で投稿を重ねること
・同時に、画面上で認識されやすいスタイルやトーンを徐々に揃えていくこと
などを通じて、アカウント自体の方向性を形成していく必要にあると考えています。
04 Rednote(小紅書):コメントによって動く仕組み?
・最も反応が出た投稿:表示 217 / コメント 13 / いいね 0 / シェア 1(自分)
・投稿の内容:水彩で描いた作品写真の色調整についての素朴な疑問
この投稿に関しては、他の投稿と比べて反応の出方が大きく異なっていました。特に、
・「いいね」は発生していない一方で、コメント数が相対的に多いこと
・「相談」の形式であることにより、他人が反応しやすい仕組みになっていること
が特徴として見られます。
観察できる範囲では、
・「相談」形式の投稿は、ユーザーの行動(特にコメント)を引き出しやすいこと
・コメントの積み重ねによって、結果として投稿の表示が広がっているように見えること
この二つの「仮説」が挙げられます。
小さなまとめと次の方向性
今回の断片的な観察から、現時点では以下の2点が一つの傾向として見えています。
・完成されたものよりも、途中や迷いのある状態の方が反応が生まれやすいこと
・プラットフォームごとに求められている距離感が大きく異なること
いずれのプラットフォームもサンプル数が限られているため、結論とするには不十分で、まだ全体的に手探りの段階ですが、立てた「仮説」を今後の投稿によって確かめながら、無理のない形で続けていけたらと思っています。