糸を探しながら、にゃんとします
外国人市民による日本語スピーチコンテスト 第31回
2月7日に川崎市国際交流センターで行った発表会「日本語スピーチコンテスト」の原稿です。結果は優秀賞をいただき、「Signal」の印刷版最終号にインタビューに登場いたしました。紙芝居は一人、手書きで作りました。発表会以降は枚数を増えました。
これから猫の話を発表いたします。
よろしくお願い申し上げます。
“Curiosity killed the cat”
直訳すると「好奇心は猫を殺す」と言われています。その表現は聞いたことあるでしょうか。「深入りすると危険だ」という表現です。16世紀には「キュリオシティ」の好奇心ではなく、英語の「ケア」で「心配すると猫を殺すよ」と演劇に登場しました。シェイクスピアの作品「空騒ぎ」にも利用されてからよく言われる表現になりました。いつしか、「ケア」が「キュリオシティ」になって、意味が変わりました。
それから社会が進化してきました。スマホとタブレットが開発されてから人間関係も変わってきました。猫も杓子もいつもスマホを持っているのに、友達や家族にお電話が掛けづらいと言う方もいらっしゃいます。それなのに、生成AIと会話したりする方もいらっしゃいます。
誰にも繋がらない人生は猫みたいな私に小判です。小判よりも「五円」が欲しいです。糸が欲しいです。糸で「御縁」が作れます。誰かの糸を頂ければ御結びになるかも知りません。そのために表情と言葉で本音を伝えるようにしております。知らない方にも電車の席を譲ったり、店員と気軽に会話したり、マンション清掃中の管理者に「おはようございます」と言われたら返事したり、心を込めて「にゃにか」とお声掛けして時々糸を頂きます。
外国人も日本人も、少しずつ自分を表してお互いと繋がってみてほしいと思っております。今まで慣れてきた対応を変更することは猫の首に鈴を付けるような行動ですが、自分の心は成長できなければ、世界にも影響させられません。人と強く繋ぐと様々なシーンに分析しても自分だけではなく、周りの人にも非常に良い影響当たると多くの研究で報告されています。池に雫が落ちるように波紋が広がります。周りの人に本音の親切で繋ぐと自分一人よりも関係が広がります。そんな「紋」は意味深く、大切なので「御結び」などできれいに表します。川崎市の伝説にも「御紋むすび」でも表されています。
思ったより、様々な所に糸がありますね。好奇心で探さなければ一人のままの心配が殺すかも知れないと思います。「にゃんとか」しなければなりません。午年ですが、「空騒ぎ」だけで進ませません。心配りの「ケア」で糸を探し続きます。
背景とプロセスはイベント後に英語で解説しました
※動画は日英字幕付きです。「CC」で英語字幕に設定の上、ご覧ください。
しかし!私の解説よりも、ご感想はいかがでしょうか?
ご質問はございますか…?