社会人一年目と今の自分を比べてみた
社会人一年目のわたし
(新卒入社年度)
- 職業:派遣エンジニア
- 配属:製造現場(液晶フィルム/半導体製造装置)
何をしていたか
入社当初は、
「最初は現場経験を積み、その後SE業務にステップアップしていく」
というキャリアパスを想定していました。
しかし実際には、当時は開発系の案件自体が少なく、
結果として製造現場での業務が中心となりました。
最初の現場では30名以上の同期がいましたが、
- 環境の変化
- 三交代勤務の負荷
- 業務とのミスマッチ
などもあり、途中で離職する人や体調を崩す人も少なくありませんでした。
私自身も三交代制の勤務は想像以上に負担が大きく、
その後、別の現場へ移ることになりました。
次の配属先では、
半導体製造装置の試験工程を担当しました。
具体的には、
- 装置の組み上げ
- OSインストール
- 稼働テスト(正常動作の確認)
といった業務です。
学生時代に学んだ電子系の知識は一定活かすことができましたが、
一方で
- プログラミング
- 通信
- システム設計
といった分野にはほとんど触れる機会がなく、
「エンジニアとしての方向性」とのギャップを強く感じるようになりました。
それでもこの経験から、
- 現場での実務耐性
- ハードウェアとソフトウェアの境界理解
- 作業の効率化や改善意識
といった基礎を得ることができました。
この経験があったからこそ、
「自分がやりたいエンジニアリングとは何か」を強く意識するようになりました。
今のわたし
- 職業:エンジニア(請負・準委任案件)/サブリーダ(主任)
何をしているか
現在は、開発案件に携わりながら
- サブリーダとしての進行管理・設計
- メンバーの教育・育成
- チーム全体のタスク・品質管理
- CI/CDの構築や業務効率化
- 自動化・仕組み化の推進
などを担当しています。
複数名のメンバーを率いる立場となり、
単純に「自分でプログラムを書く」だけではなく、
チームとして成果を出すための設計や判断を求められるようになりました。
また、プライベートでは大きな変化があり、
子供が生まれ、子育てと仕事を両立する生活になりました。
現在はフルリモート勤務のため、
- 通勤時間からの解放
- 家族との時間の確保
- 学習時間の確保
が可能になり、
- 資格勉強
- xRやAI領域の案件への関与
- 新しい技術のキャッチアップ
といった「将来に向けた投資」も継続できています。
仕事面でも、
- 部下・同僚・上司に恵まれた環境で
- 比較的裁量を持って動ける立場となり
責任は増えましたが、
それに伴って
- 給与
- やりがい
- 成長実感
も大きくなりました。
一方で、マネジメント寄りの役割が増えたことで、
純粋にプログラミングをする時間は減っています。
ただ、もともと
- ゲーム制作
- 技術検証
- 新しい分野の学習
は趣味として続けていたため、
その時間を意識的に確保することで、
「やりたいエンジニアリング」と「仕事としての役割」
のバランスを取ることができています。
エンジニアとしての幅を広げている段階です。
比べてみると
■ 変わった部分
- 受け身 → 主体的に設計・提案する立場へ
- 作業中心 → 仕組みを作る側へ
- 精神的に消耗 → 楽しみながら開発できる状態へ
特に大きいのは、
エンジニアリングを楽しめるようになったことだと思います。
■ 変わらない部分
- 楽をするために仕組みを作る思考
- 効率化・自動化が好きなところ
- 「もっと良くできるはず」と考え続ける姿勢
このあたりは、一年目の頃から変わっていません。
これから
実は、ひとつ心残りがあります。
それは、
ゲーム業界で働いた経験がまだないことです。
もともとゲームや表現領域に興味があり、
今でも
- グラフィック・3D
- xR(VR / MR)
- ゲーム開発
- AIを使った新しい体験づくり
といった分野には強い関心があります。
そのため現在も、
- 技術学習
- 個人開発
- 新しい技術のキャッチアップ
を継続しています。
いつかこの領域に挑戦できるよう、準備を続けています。
最後に一年目の自分は、正直かなり大変な状況にいました。
でもそこから
- スキルを積み
- 環境を変え
- 自分のやりたい方向へ寄せていく
ことで、今の状態にたどり着けました。
環境が変わると、同じ“エンジニア”でもこんなに見える景色が変わるのかと実感しています。