現場の人は真面目なのに、仕組みが古いから報われない。だから作る側に回った
医療現場15年(公益財団法人で11年)
やっと内側からも外側からも変える準備が整った話。
毎日、全国のどこかで起きていること
「あの紙、誰かチェックしてないの?」
「最新のExcelファイル、どこだっけ?」
「期限切れの薬剤、棚卸しで初めて気づいた…」
「発注、担当者が気づかなかったから在庫切れした」
医療現場でも、公的機関でも、日々繰り返される光景です。
規模が大きくても小さくても、不思議と同じことが起きている。
私は医療従事者として15年、うち公益財団法人で11年勤め、こういう現場を内側から見てきました。
現場の人は、真面目です
声を大にして言いたいのは、これです。
紙にFAX、Excelの手入力、前年踏襲のフォーマット。
時代遅れに見えるかもしれません。でも、現場で働いている人たちは、その仕組みの中で本当に真面目にやっている。手を抜いているわけじゃない。むしろ、不便な仕組みを努力でカバーしている人ばかりです。よくここまで頑張れるよな…って尊敬するレベルです。
問題は、人じゃない。
仕組みが古いせいで、その努力が成果に変換されない。
これが、私が11年見続けてきた一番のもどかしさです。
現場で働く人をリスペクトしているからこそ、変えたい。楽にさせたい。
この感覚は、現場にいる人間にしかわからないと思っています。
内側で気づいた、変える側に立てない苦しさ
公的組織にいた頃、提案はたくさんしました。
小さな改善はいくつも通った。でも「仕組みごと変える」というレベルの変化は、内側だけでは本当に難しい。
- 提案しても予算が付かないと弾かれる
- 予算が付いても発注先選定で意図せぬ方向へいく
- 現場の運用に合わないものが納品される
- 結局、紙とExcel中心の運用は続く
内側からの改善努力には、限界ではないけれど、確実に「壁」があります。
そしてその壁の正体は、「現場を本当に知っている人間が、作れる側にいない」ということでした。
「これができたら良いのに…」と思っても、自分の手で形にする手段がなかった。
AIエージェントを見て、「これだ!」と思った
転機は2025年、AIエージェントの進化を目の当たりにしたことです。
正直に言うと、私は「開発者になりたい」と思ったわけではありません。
そうではなく、
AIエージェントの力を借りれば、自分の手で、現場の仕組みを作り直せる。
そう思えた瞬間に、進む方向が決まりました。
効率化と自動化の仕組みを、自分で理解して、自分で使って、自分で形にする。そのために学ぶ。それが、私が選んだ道です。
私は放射線技師でしたが、生成AIエンジニアコース(DMM WEBCAMP)で学び直しを始めたのは、それがきっかけでした。
ここまでに作ったもの
学び始めてすぐに、AIエージェントと並走しながら、以下のものを作ってきました。
- 接骨院予約管理システム(本番稼働中/LINE・Web・HotPepperの3チャネル統合)
- 整骨院ホームページ&CMS(本番稼働中/予約導線・チャットボット内蔵)
- 医療現場向け在庫管理システム(期限アラート・AI発注書生成・自然言語問い合わせ)
- 交通費申請管理アプリ(経路APIとAIによる申請自動チェック)
- 業務効率化DXポータル(RAGによる社内ナレッジ検索)
ここにあげたのは一例ですが、それぞれの設計思想と、現場目線でどこに気を配ったかは、今後少しずつ掘り下げていく予定です。
これから — どんな組織と一緒に働きたいか
私が関わりたいのは、行政・公益・医療等の業務改善プロダクトです。
効率化と自動化を通じて、日々頑張っている現場の人が報われる仕組みを作りたい。最適化された数字じゃなくて、今日も働く現場で「楽になった」と言ってもらえる道具を作りたいし、仕組みのチェンジをしていきたい。
具体的には、こんな組織・チームに惹かれます。
- 行政DX・公共DX・医療DXに本気で取り組んでいる
- 現場の「泥臭い課題」を、技術と業務理解の両方で解こうとしている
- ノーコード/生成AIを「道具」として正しく使い分けられる
- フルリモート・フルフレックスなど、柔軟な働き方を信頼ベースで運用している
- 「動くデモ」ではなく「使われる仕組み」を作ろうとしている
正社員・業務委託どちらの形態でも、ご相談歓迎です。
このストーリーについて
これまでに作ってきたアプリの中身、設計思想、現場目線で考えていることを、Wantedlyのストーリー(基本note)で少しずつ発信しています。
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