こんにちは。写真家 日暮親徳 として活動しながら、クリエイティブディレクターとして仕事をしています。
建築を見ていると、時々考えることがあります。
この建物は、これまでどんな人たちを見てきたのだろう。
朝、仕事へ向かう人。
学校へ行く子ども。
夕方、買い物袋を持って帰ってくる人。
建物は何も話しません。
でも何十年もの間、同じ場所で街を見続けています。
だから古い建物には、街の記憶が残っているように感じます。
写真を撮るときも、僕は建物だけを撮っているつもりはありません。
その場所に流れてきた時間を撮りたい。
そこで積み重ねられた暮らしを想像したい。
写真には写らないもののほうが、多いのかもしれません。
だからこそ、建築を撮ることは面白いのだと思います。