なぜBIMに興味を持ったのか
私がBIMに興味を持ったきっかけは、建築設計における「考え」と「実現」の間にあるギャップを強く感じたことでした。
大学で設計課題に取り組む中で、コンセプトや空間の意図を考えることには大きな魅力を感じていましたが、それを具体的な図面や建築として正確に伝え、実現することの難しさも同時に感じていました。
設計は一人で完結するものではなく、構造や設備など多くの分野と連携しながら進められます。その中で、情報のずれや伝達の不十分さによって、設計意図が正確に反映されない可能性があることに課題意識を持つようになりました。
そのような中で出会ったのがBIMでした。BIMは単なるモデリングツールではなく、建築に関わる情報を一元的に管理し、関係者全体で共有できる仕組みであると知り、設計プロセスそのものを支える重要な技術であると感じました。
実務においてRevitを用いたBIMモデリングや図面作成、他分野との調整業務に携わる中で、BIMが設計の精度を高めるだけでなく、チーム全体の理解を深め、プロジェクトを円滑に進める役割を果たしていることを実感しました。
現在は、BIMを単なる効率化の手段としてではなく、設計意図をより正確に実現し、建築の質そのものを高めるための手段として活用したいと考えています。
今後は、BIMと設計思考を融合させながら、より良い建築を実現できる設計者へと成長していきたいです。特に、異なる専門分野との協働において、BIMが共通言語として機能する点に大きな可能性を感じています。