技術チームの立ち上げから、要件整理・開発推進・対外調整まで一貫して担ってきた経験
2度目の事業立ち上げでは、当時伸びていたWeb3・ブロックチェーン領域に着目し、プロダクト開発を前提としたチームづくりと事業推進に取り組みました。
自分自身は技術出身ではなかったため、まず重視したのは、技術面で補完し合えるメンバーを集め、役割分担の明確なチームをつくることでした。
実際には、Java・iOS・フロントエンド領域などの開発人材とのコミュニケーションを行いながら、必要な役割の整理、採用時の見極め、チーム構成の調整を進めてきました。
単に人を集めるのではなく、それぞれの強みを踏まえて、無理のない形で連携できる体制を整えることを意識していました。
また、プロダクト開発においては、事業側・ユーザー側の要望をそのまま伝えるのではなく、開発チームが理解しやすく、実装可能な形に整理する役割も担っていました。
顧客や市場のニーズを整理し、優先順位を明確にしながら、開発要件として落とし込み、エンジニアとすり合わせを行い、実際の開発へつなげていくことを大切にしていました。
開発の進行中は、要件の確認、タスクの整理、認識合わせ、進捗確認、仕様調整なども継続的に対応し、プロダクトが形になるまでの流れ全体に関わってきました。
ビジネス側の意図と、技術側の実務のあいだにあるギャップを埋めることが、自分の重要な役割だったと感じています。
さらに、チーム運営の面では、採用、役割設計、基本的な報酬や動機づけの考え方、日々の連携の進め方などにも関わってきました。
プロダクトを前に進めるうえでは、個々の能力だけでなく、安心して動ける分担や、誤解の少ないコミュニケーション環境を整えることも大切だと考えています。
対外面では、事業説明資料の作成、競合整理、ビジネスモデルの整理、投資家とのコミュニケーションなども担当しました。
その結果、段階的に資金調達を進め、累計約1億円規模の資金調達につなげることができました。
ただ、自分にとって大きかったのは、資金調達そのものよりも、複雑な事業内容を相手に分かりやすく伝え、必要な協力や資源を集めながら前に進める経験を得られたことです。
また、異なるバックグラウンドを持つメンバーや関係者と関わる中で、言語面・文化面の違いを意識したコミュニケーションの重要性も強く実感しました。
相手の理解度や立場に合わせて伝え方を調整し、認識を揃えながら進めることは、現在の仕事にも活きている強みのひとつです。
自分の強みは、技術そのものを担うことではなく、
必要な人を集め、要件を整理し、チームと対話しながら、事業やプロダクトを現実に進めていくことにあります。
事業・開発・対外コミュニケーションのあいだをつなぐ役割として、周囲と協力しながら形にしていく仕事にやりがいを感じています。