高校生、一人でニューヨーク年越しに行った話
突然ですが、質問です。
「人生で無謀な挑戦をしたことはありますか?」
私にとって、無謀な挑戦とは「行動の幅」を広げてくれる、そんな挑戦だと思います。
今日は、私が2025年に建てた無謀な挑戦の話をしたいと思います。
『ニューヨークへ行こう!』と思った17歳の私
まず、私が無謀な挑戦を建てたのは17歳の頃。
無謀な挑戦の動機も単純。
憧れの人が「年越しニューヨークは最高だった!」と言っていたから。しかし、当時の私は挑戦の土台に立てているか、怪しい、そんな状態でした。
- 17歳(高校2年生)
- 国内外の一人旅、未経験
- 実用英語検定5級
- 費用:バイト代
無謀とはわかっていたものの、一度きりの人生を楽しみたい!という気持ちが上回り、目標を立てることにしました。
1.お金
まず、問題になってくるのがお金。世界でもトップクラスに物価の高い都市として知られるニューヨーク。それに加え、円安の影響もありかなりきついと後から気づきました。(手数料も合わせて1$=160円くらい)
また、目標を建てたのが2月と言うこともあり、10ヶ月。その間で旅費、食費、アクティビティ費、全てを乗り切らなくてはならない。
そのため、アルバイトも「水曜日以外は休みがない」シフトを組んでもらい、2025年のほとんどの時間を職場で過ごし、さらには、友人との夕食は「サイゼリヤ」or「ラーメン1杯」などの制限を設け、生活していました。
お金が貯まり始めると、両親に旅費を払い切ることを約束し、6月に航空券とホテルの予約をしました。
2.英語
一人で旅行すること自体が初めて、加えて海外。当時も今も英検5級しか持っておらず、日常会話すら成立しない状態。
英語学習アプリDuolingoなども試してみましたが、継続が目的になり英語習得にはつながらず。
座学も苦手ということもあって、目標を建てた頃は勉強するつもりではいたものの、結果、勉強せず渡米しました。
旅行計画へ
飛行機を安くするために12/28~1/4まで滞在することに。
7日間のうち、予定が決まっていたのは「タイムズスクエアのボールドロップ」だけ。
実際の写真
そのほかの6日間の予定はなし。ニューヨークなら何でもあるだろうという、行き当たりばったりでほとんど調べず。入念に調べたといえばホテルくらい。
タイムズスクエアから徒歩10分、ミッドタウンの中ではかなりリーズナブルな価格帯のホテルでした。
泊まったホテル:YOTEL New York Times Square
YOTEL New York Times SquareEmpire state of mindwww.yotel.com
ホテル、航空券
現地までの予約は全て「エアトリ」で行いました。
空港券とホテルがセットになっているので、かなりわかりやすいです。
アクティビティ予約
エアトリでもできたみたいなんですが、ChatGPTに聞くと、trip.comで予約をすると、スムーズに進みました。
私の場合は、Google検索よりもChatGPTでメリット、デメリットを出してもらう形で進め、自分にあった予約サイトを使うことにしました。
いざ、ニューヨークへ!
感動!
12/28『何もかもが初めての世界』
朝4時に起床し、旅がスタート。
旅費を抑えるため、神戸空港→羽田→ジョン・F・ケネディ国際空港の順番で飛行機を乗り継ぎ、15時間。
ほとんど寝ることができず(時差が14時間)ニューヨークへ到着。現地時間10時ということもあり、比較的安全な時間に移動することができました。
入国審査は18歳、アメリカ初めて、ということもあってか、片言で「サイトシンク」といえば、通りました。(これでいいんだって感じは正直しました)
空港を出ると、気温マイナスの世界へ。ちなみにニューヨークは青森県と同じ緯度らしいです。
寒いことに加え、どこのいけばいいのかもわからない、
最初の計画では、タイムズスクエアあたりまで安全にUberで移動し、少し観光してからホテルに行く計画でしたが、タクシーの乗り口もわからない、他の観光客は一緒のところに向かっている、ついていこう!という発想になり、ついていくと電車へ。
画像にあるように、電車を乗り継いで、タイムズスクエアに向かうという形です。赤の線の電車は観光客がほとんどで、驚くほど綺麗でした。
乗り換えをし、ニューヨークの地下鉄へ。
地下鉄(青の電車)はみなさんが想像するようなニューヨークです。
危険というわけではありませんが、いろいろな人がいましたが、無事、ニューヨーク、ミッドタウンへ。
予定より早く、着いたためキャリーケースを持ったままタイムズスクエまで歩きました。ちなみに、ニューヨークの気温は、気温はマイナス5度でした。
ニュー・ビートルズ
途中まで観光していましたが、キャリーケースを持っていることもあり、観光客とわかってしまい、危険が伴うと判断したため、マクドナルドへ。
18$のビックマックセットを注文。(日本円で約2800円)
物価の高さを承知ではいましたが、初の買い物ということもあり改めて物価の高さを痛感しました。
ホテルのディナーの食べ方もわからず、近くにあるセブインイレブンのピザ2切れと、ハリボーで1日目は耐えました。
『12/29』初めてのコミュニケーション
2日が始まり、シャワーも浴びず寝たため、浴びようとするも、出てきたのは水。
かつ、マクドナルド、ピザ、ハリボーしか取っていない私の体は、バランスの良い食事を求めていました。
「フロントに行くしかない!」
というわけでフロントに行って質問するも、早く、発音のいい英語が聞き取れずはずもない、がここで引き下がるわけもなく、フロントの人ではなく、他のスタッフと一緒に再度、フロントへ。
そうすると、フロントもGoogle翻訳の画面で丁寧に説明してくれました。
朝食は4Fで食べれるという説明もうけ、シャワーの前に朝食へ。
朝食はバイキング形式、一食22$、日本円で3400円程度。昼食、夕食の予算も抑えるため、朝にたくさん食べるという作戦を考え、1日の栄養を取り切ることも目標にたくさん食べました。
まだ、ドルから日本円に変えていないこともあり、この日は外貨交換を目標にしました。
行きはUberを使い、安全第一で行動しました。
雨のグランドセントラル駅
Uberで移動するも、徒歩と変わらないくらい渋滞。
無事、外貨交換もでき、帰りは歩いて帰ることに。
ニューヨークの街並みを焼き付けこの日は終了しました。
『12/30』Not a Night at the Museum - 自然史博物館へ
今日は、どうしても行きたかった場所の1つである、ナイトミュージアムのロケ地である、アメリカ自然史博物館へ。
先に予約を取ることをオススメします!
英語がわからないと入るにも一苦労しました。というのも列が2本?3本あり、公式サイトで予約している人、別サイトで予約している人、予約していない人の列がありました。
最初、予約していない人の列に並んでいましたが、結局、trip.comで予約していると警備員に言うと、違う列ということに後から気づく羽目になりました。
無事、博物館の中に入ると大きなホール、そして、恐竜の骨。
今まで行った博物館の中でも一番大きい、加えて迫力がすごい。
圧倒されたのは最初だけではなく、4Fまで多くのことが展示されていました。
1Fのフロア図ですが、どこから回ればいいのかわからないくらい。
一人で行ったこともあり、好きなように回りました。
有名どころで言えば、モアイ像や、ティラノサウルスなどは映画でもお馴染みのはずです。
これだけではなく、6大陸のこと、石、虫、植物、宇宙。好奇心をくすぐられるような、楽しい博物館でした。
回り終わった後、Uberで帰宅の選択肢もありましたが、セントラルパーク近くに来ていたこともあり、観光名所もついでに見ることに。
帰りには、ホームアローン2でお馴染みのプラザホテルや、ルイ・ヴィトンのビルなどを見ました。
そのほかにも帰り道はトランプタワーやロックフェラーセンターなど、テレビで見るような場所を一気に見ることができました。
『12/31-1/1』極寒の14時間
今回ニューヨークの行く、最大の目的は毎年タイムズスクエアで行われる、ニューイヤーのイベント。
ネットで調べると「極寒」「長時間、立ちっぱなし」「トイレがない」など、見る限り、過酷そう。
あとは現地で確かめてみようということで、私は朝の10時にはタイムズスクエアに並び始めました。
15時にタイムズスクエアに入るゲートが開き、18時からライブが始まる流れで、ひたすら待ち続けました。
12時になると、タイムズスクエア前まで解放され、待っている人が一気に走り始めました。下記の画像のように、360度、人しかない。
その状態で待つこと3時間。ゲートが開き、手荷物検査スタート。やっとのことで44thと45thの間を取ることができました。
ライブ会場とボールドロップが見れる、ベストポジション。
そこから、一人でどうやって時間を潰すかと考えていると、同じく日本から一人で年越し迎える人に出会い、その人と一緒に年を越すことに。
15時から18時の間はたくさん会話をし、ライブまで時間を待ちました。
18時直前に、タイムズスクエアのビルに残り6時間のカウントダウンが始まり、ここから6時間、極寒のタイムズスクエアが続きます。
ライブは1時間に1回か2回程度。そのほかの時間は今年はやった曲や世界でも有名な曲が流されるみたいな感じです。
スマホで時間潰しができると思っていましたが、手袋を貫通するかのような寒さで、ポケットから手を出すことすら、危険だと感じるほど、寒かったです。
ここから待つこと5時間59分。年越しの残り1分になると、カウントダウンが開始されます。
年明けの瞬間の画像です。
綺麗ではあったんですが、ネットで見ているような、綺麗に「Happy New Year」が見えるのではなく、視界が紙吹雪みたいな、現地でしか体験できないような経験ができました。
また、今年はアメリカ建国250周年ということもあり、2026年を迎え、10分くらい経ったあと、再度、アナウンスと共に、赤、白、青のアメリカカラーのカラーの紙吹雪が追加で降ってきました。
12時30分には切り上げ、ホテルに帰りました。
昨日の疲れもあってか、2026年の元旦は、昼まで熟睡し、夜はホテルの夕食を食べました。
『1/2』ニューヨーク、一望ビルへ
元旦は動けなかったぶん、この日は動くぞ!ということで、ニューヨークの象徴とも言えるビル、「エンパイア・ステート・ビル」に行くことしました。
高さは443m。日本一高いビルの100mも高く、ニューヨークを一望できるビルらしい。
タイムズスクエアのように人が多いところもいいですが、Googleマップにも裏道を紹介されたため、勇気を出して裏道を歩くことに。
ふと、上を見上げると、エンパイア・ステート・ビルが!
高い!
ビルの中は、建設のやり方や、キングコングスペース、それらを抜けていくと、一気にエレベーターで80階へ。
言葉で伝えるのが難しいので写真多めで行きます。
まず、窓の外を見てみると、高いの一言。
視点を上げるとニューヨークの街を一望できました。
360度、窓があり、ニューヨークの街を一望できるビルになってました。
そこからさらに6階上がります。(階段で)
上がると、窓がなく86階の展望台で生の景色を見ることができました。
ヒーターなどがありましたが、真冬のニューヨーク、さらには86階ということもあり、景色を焼き付け、撤退。
昼ごはんはやっぱりマクドナルド。
コーラのLサイズは日本と比べても2杯くらい飲めそうな量。それに加え、驚いたことは、写真を見てわかるように、ビックマックの形が整っているという点です。
私の経験からですが、日本のマクドナルドに行くと、ほとんどの確率で崩れているバーガーを提供されることが多いのに比べて、ニューヨークのマクドナルドには3回ほど行きましたが、3回とも綺麗なルックの商品ができてたので驚きました。(決して、日本を貶しているわけではありません)
帰り際、再度、タイムズスクエアへ。
昨日は道路が紙吹雪だったタイムズスクエアも1日経ったら、再度元通り。
昨日の疲れが取れていないのもあって、この日はホテルに戻って休みました。
『1/3』詰め込んだ最終日
そして、自由に動ける最終日。
行きたいところに全部行こう!ということで
- ダンボ
- ブルックリン橋
- ニューヨーク市庁舎
- 9.11メモリアルミュージアム
- 自由の女神、近辺
- グランドセントラル駅
- ニューヨーク公共図書館
- 夜のタイムズスクエア
これら全てを回りました。
マンハッタンから出るということもあり、朝は地下鉄で移動。
地下鉄を降り、少し歩くと、有名な景色が!
着いた瞬間は、写真が実写になったというだけで、個人的にインパクトはあまり感じられなかったですが、少し歩くと、絶景が。
1枚目の写真はよくネットなどでも見ていましたが、少しズレたところの写真などは見たことがなかったので、ここでインパクトは十分に感じることができました。
次に向かったのが、ブルックリン橋。
マンハッタンとブルックリンをつながぐ大きな橋を渡りながら、絶景を楽しむことができました。
ブルックリン橋を渡って少し歩くと、ニューヨーク市庁舎があり、周りは閑散としていました。
次に向かったのが9.11メモリアルミュージアム。
中は写真が撮れるエリア、撮れないエリアには、遺族の写真であったり、記録音声、映像、押しつぶされたようなパトカー。
英語がわからない私ですら、悲惨さを感じるほど。
平和がいかに幸せなことなのかを、再度痛感する時間でした。
次に向かったのが、自由の女神近辺。
上陸はせず、フェリーを見届けることしかできなかったですが、親指サイズの自由の女神を見ることはできました、フェンスの合間から。
どんどん行きます。次に向かったのは、グランドセントラル駅。
実は、ここは外貨両替の時にも訪れいたのですが、リサーチ不足で、ここに来ているとは知らず…
再度、グランドセントラル駅の中へ。この写真を撮っている左右にはApple Storeがあったり、すごく不思議な場所でした。
疲れた私は、ホテルに帰ろうと、Googleマップの紹介するルートを歩いていると、前に巨大な建物が。
恐る恐る向かうと、そこはゴーストバスターズのロケ地である、ニューヨーク公共図書館でした。
無料で入れることに加え、運命的な出会いをしたと感じ、入ることにしました。
観光客が見れる範囲が決まっており、図書館で本を読むみたいなことはできなかったですが、建物がかっこいいということもあり、満足することができました。
ここで夕食を最後、ホテルで食べることに。クレジットカードトラブルがあったり、最後までハプニングは続きましたが、楽しく過ごすことができました。
最後、どうしても目に焼き付けておきたい、と思い、7日間、通常の夜のタイムズスクエアを見ていなかったこともあり、夜、出歩くことに。
写真では昼と変わらないように感じるかもしれませんが、マリファナの匂いや、ブレイクダンスをやっていたり、叫んでいる人がいたり、カオスな状況を肌で体感し、再度、ニューヨークに行ってよかった!と思える、そんな時間を過ごすことができました。
ホテル
『1/4』気づいたら、日本。
長かった一人ニューヨークも、最後の日を迎え、ほとんど記憶のないまま、地下鉄、飛行機、気づいたら日本に戻っていました。
飛行機からの綺麗な景色と興奮がおさまらない私。
振り返り
6000文字を超えているので、読み疲れているもしくは、読んでいない人がほとんどというところに、私の感想を書いておきます。
振り返り
18年の人生で下した選択の中で、2番目だと思います。(1番目は他にあります)
『一人』『自費』『海外』
再度申し上げておくと、私は芸能人でも、スポーツ選手でもなく、普通の学生です。103万の壁という制約の中で節約をしつつ、叶えた目標です。
私がここまで努力できた環境、支えてくださった人たち、目標をくれた憧れの人、全てに感謝しています。
もし、ニューヨークの年越しをチャレンジしたい人は以下を覚えておくと少し楽になります。
防寒対策
具体的に防寒対策の内容まで書いているところがほとんど見当たらなかったので実体験をもとに書きます。
- ニット帽は必須→つけないと耳が取れます
- スキーウェア→持っていなかくて後悔しました
逆に着ても意味がなかったもの
- 極暖→寒すぎて、水蒸気は発生しません、着こんでも効果はほとんどありません。
列に並ぶ時間
- 10時でも、運が良ければ入れます→最終的、並んでいる列関係なしに押し合いに発展するので、8時に並んでも入れない可能性はあります。
ぜひ参考に!
次回の記事は、ニューヨーク帰国後、次の日からあった予定についての話について書きたいと思います。
※この記事は読ませることが目的ではなく、行ってみると楽しい世界があると雰囲気で伝える記事です。