写真という表現手段で、人の感情を形にできる喜び
Photo by Emanuel Haas on Unsplash
初めまして。多賀朋毅です。
写真を仕事にしてよかったと思う瞬間が、あります。
撮影が終わったあと、納品した写真を見たクライアントや被写体の方が
「これです、これが撮りたかったものです」と言ってくれる瞬間。
言葉にできなかった何かが、一枚の写真に宿った瞬間です。
あの感覚は、何度経験しても色褪せません。
都内スタジオ、広告制作会社を経て独立した今、商業写真や人物撮影を主軸に
活動しています。仕事の幅は広がりましたが、一貫して大切にしていることがあります。それは「被写体の本質を捉えること」です。
人物撮影でいえば、その人の肩書きや外見だけを切り取るのではなく
その人がどんな想いで生きているのか、何に誇りを持っているのかが滲み出る一枚を
目指しています。そのためにシャッターを切る前に、できる限り話します。
緊張をほぐすためだけでなく、その人の「らしさ」を引き出すための時間として。
感情は、演出できません。でも、引き出すことはできる。
その瞬間を逃さないために技術を磨き、場の空気をつくり、ひたすら準備を重ねる。
写真は一瞬ですが、その一瞬に至るまでの積み重ねが
写真の深さになると信じています。
人の感情を形にできる仕事は、そう多くないと思っています。
カメラマンという仕事を選んでよかったと、今も心からそう感じています。