佐保亜都夢|「数値だけでは語れない成果」をどう作るか。マーケターが見ている景色。
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フリーランスWebマーケターの佐保亜都夢です。
マーケティングの仕事をしていると、よくこんな質問をいただきます。
「成果って、どう測るんですか?」
もちろん、CVR、CPA、LTVといった数値は重要です。
大手IT時代、SaaS/BtoBマーケティングで数字と向き合い続けてきた私だからこそ、
データの価値は誰よりも理解しているつもりです。
でも、本当の成果は数字だけでは語れません。
マーケターが見ている「数値の向こう側」
制作ベンチャーで企業支援をしていた頃、あるクライアントのサイトリニューアルを
担当しました。数値目標はCV数の20%向上。結果、目標は達成できました。
しかし、それ以上に印象的だったのは、営業チームからの声でした。
「問い合わせの質が変わった。説明の手間が減って、商談がスムーズになった」
これは数値には現れない成果です。でも、ビジネス全体で見れば
確実に価値を生んでいる。
データと直感、両方を使いこなす
独立して気づいたのは、優れたマーケティングには「データ分析力」と
「顧客理解力」の両輪が必要だということ。
数字で現状を把握し、仮説を立てる。同時に、顧客の声や行動から
本質的なニーズを読み取る。
この両方ができて初めて、持続的な成果を生み出せます。
売上最大化という明確なゴールに向けて、数値とストーリー、両方を大切にする。
それが私のマーケティングです。