初めて少人数ダイビングに参加した日の話
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初めて少人数ダイビングに参加した日の話
〜「大丈夫ですよ」の一言に、肩の力が抜けた〜
こんにちは。
沖縄の海でダイビングに携わっている海沼葵衣です。
「少人数ダイビングって、どんな感じなんだろう」
「ちゃんとついていけるかな」
初めて参加される大人女性から、
そんな不安の声をよく聞きます。
今日は、
**初めて少人数ダイビングに参加した方が、
少しずつ安心していった“ある日のこと”**をお話しします。
その日、その方は少し緊張した表情でいらっしゃいました。
参加者は全部で3名。
「少なすぎて、逆に迷惑をかけないかな…」
そんな気持ちが伝わってきました。
器材の準備中、
「今日はゆっくりで大丈夫ですよ」
そう声をかけると、
ふっと表情がやわらいだのを覚えています。
海に入る前、
「耳が抜けにくかったら、すぐ教えてくださいね」
「寒くなったら、無理しなくていいですから」
そんな一言一言に、
「ちゃんと見てもらえているんだ」
という安心が、少しずつ積み重なっていきました。
水中では、誰かに急かされることもなく、
呼吸のペースに合わせて、ゆっくり進みます。
魚を眺める時間も、
止まって深呼吸する時間も、
すべてが「その人のペース」。
後でその方が、
「こんなに落ち着いて潜れたの、久しぶりです」
そう笑ってくれたのが印象的でした。
ダイビングが終わったあと、
「少人数って、緊張すると思ってたけど…
すごく安心でした」
そう話してくれた言葉に、
私はとても大切なことを教えてもらった気がします。
少人数ダイビングは、
上手に潜るためのものではなく、
安心して“自分に戻る”ための時間なのだと。
おわりに
初めての少人数ダイビングは、
少し勇気がいるかもしれません。
でもその一歩の先には、
・急がなくていい
・比べなくていい
・無理しなくていい
そんな、やさしい海の時間が待っています。
「ちゃんと見てもらえている」
その安心感があれば、
ダイビングは、もっと心地よくなります。
沖縄の海で、
そんな時間を一緒に過ごせたら嬉しいです。