旅行先で「ここに住みたい」と思ったこと、ありませんか?
旅行で訪れた場所で、「ああ、ここに住めたらいいな」と思ったこと、ありませんか? 海外でなくても、国内の旅先でも、ふとそう感じる瞬間は、誰にでもあると思います。
そもそも、魅力を感じない場所に、人はわざわざ旅行しません。旅にはお金がかかります。多くの人は、何ヶ月も前から計画を立て、コツコツ貯金して、ようやく旅立つ。「絶対にあの場所に行くんだ」という相当のモチベーションがなければ、貯金も計画も続きません。旅行に行くという行為そのものが、すでに強い“好き”の証ですね。
その“好き”の中身は、人それぞれです。その土地の文化に触れたい。食べ物を本場で味わいたい。現地の言葉で、現地の人と話してみたい。スポーツを観たい、体験したい。買い物がしたい。そして、同じ趣味を持つ仲間がそこにはたくさんいて、それを通じて現地の人とも友達になれるかもしれない——そんな期待を抱いて、人は出かけていきます。ときには危険だってある。でも、それが分かっていてもなお行きたくなる。それが、旅というものだと思うんです。気づけば、何度も行きたくなる場所が、自分の中にあります。
さて、その「住みたいな」を、本気で実行に移すとしたら——どうでしょう。
たとえば国内。旅先の町に移住するとなったとき、たぶん最初に頭をよぎるのは、「仕事はどうしよう」です。今はリモートワークという解もあります。それが許される職場も増えました。でも、ずっと自分の部屋にこもって働くのは、ときに息苦しい。せっかく好きな場所に住めるなら、その町に通って、誰かと顔を合わせて働くのも悪くない——そう思う人は、少なくないはずです。つまり、同じ国の中で引っ越すだけでも、「住みたい」のすぐ隣には「仕事どうしよう」がいる。
国内ですら、転職にはエネルギーを使います。だとしたら、外国に住んで、外国で仕事を探すことが、どれほど大変か。 ビザ、言葉、商習慣、保証人の文化、銀行口座もケータイの番号取得、役所もルール、何もかもが違う。旅行者として数日過ごすのと、生活者として根を下ろすのとでは、見える景色がまるで違います。「好き」だけでは越えられない現実が、いっせいに目の前に現れる。ワクワクと同じくらい、心細さを感じるはずです。
——実は、これこそが、日本に憧れて来る外国人が直面していることそのものなんです。
僕は海外のイベントで、「日本に住みたい」と目を輝かせる人に何人も会ってきました。その想いの強さは、あなたが旅先で抱く「ここに住みたい」と、まったく同じものです。違うのは、彼らの前には、あの「仕事どうしよう」が、国内移住よりもずっと高い壁として立ちはだかっている。住まい、仕事、暮らしの立ち上げ。好きという気持ちだけでは、その壁は越えられません。
立場を逆にして考えてみると、僕らがやるべきことは、はっきりします。自分が旅先で「住みたい」と思ったときに、相談相手になること。 住まいを探し、仕事を見つけ、暮らしが立ち上がるまで伴走する。世界100ヶ国以上の人が暮らすシェアハウスを運営してきたオークハウスが、そこに「働く」をつなげて、その役割を担う。それがGAIAです。
「ここに住みたい」は、世界中の誰の心にも宿る、とても自然な願いです。あなたが旅先で恋した場所の話も、ぜひ聞かせてください。