株式会社Nutsnineの高橋です。
自社ブランド「ヒイズルクラフト(HEAZL CRAFT)」のボタニカルシロップを企画・製造・販売しながら、他社の商品企画やブランドづくりにも携わっています。
僕が面白いと思うのは、新しいものをゼロから考えることだけではありません。
すでにある商品でも、使う場面や届ける相手、見せ方を変えることで、違う魅力が見えてくる。
その魅力を、実際の商品やデザインにしていくことが好きです。
■ 仕入れる側から、つくる側へ
これまで、酒類・飲料の購買、食品ECの酒類MD、営業企画などを経験してきました。
購買では、仕入価格やロット、粗利を見る。営業企画では、どこで、誰に、どう使ってもらうかを考える。
商品やブランドをつくるようになった今も、この両方の経験が土台になっています。
見た目が気に入っても、価格や使い方が合わなければ選んでもらえない。反対に、良い商品でも、その良さが伝わる形になっていなければ、気付いてもらえない。だから、商品そのものと伝え方を一緒に考えたいと思っています。
■ パッケージを考える前に、商品の役割を整理する
業務用飲料のブランドづくりでは、まず商品群を原料や用途、特徴ごとに整理しました。
その一つが「Walto」です。
「割るとコーラになる」「割るとメロンソーダになる」という使い方から名前を考え、飲食店のパントリーに置かれたときの見つけやすさも意識して、色やデザインを組み立てました。
何色にするか、どんなロゴにするか。その前に、どんな商品として覚えてもらいたいのかを考える。僕が企画と制作をつなげるうえで、大切にしていることです。
■ 自分の商品を、直接届けてみて
HEAZL CRAFTでは、処方やパッケージを考えるだけでなく、自分で製造し、マルシェなどで販売もしています。
説明したつもりでも伝わらないことがある一方で、お客様から、自分では想定していなかった楽しみ方を教わることもあります。以前購入してくださった方が再び立ち寄り、「これはお酒に合うと思ったの」と話してくださったこともありました。
企画した時点では分からなかったことが、実際に使ってもらうことで見えてくる。自社事業では、そうした反応を聞ける機会を大切にしています。
■ Nutsnineでつくりたいもの
僕がつくりたいのは、日々の暮らしが今より少し楽しくなるような「嗜み」です。
飲料は、そのために経験を積んできた分野の一つです。
これからも自社ブランドを育てながら、すでにあるものの価値を見つけ直すことにも取り組んでいきたいと思っています。
その一方で、他社の商品や事業に関わる仕事も続けていきたいと考えています。
商品はあるけれど、ブランドとしての伝え方が定まっていない。
新しい企画を進めたいけれど、コンセプトから制作までをつなぐ人がいない。
そうした場で、商品構成や名前、パッケージ、販促物を一緒に考え、自分でも手を動かすことができます。
Nutsnineの代表職と自社事業は継続しますが、関わり方は業務委託だけに限定していません。
お互いの事業や働き方が合うのであれば、社員としての参加も含めて相談したいと思っています。
商品やブランドづくりで、一緒に考えられそうなことがあれば、ぜひお話しできればうれしいです。