トータル約8年ほどの建築関係の経験に、ROUTEBOOKSやGOODTEMPO、Markedなどのブックカフェ、ミュージックバーでの合わせて約4年の経験を掛け合わせて、良いお店にするにはどのようなことをするべきなのか、スタッフと上層部とのギャップの間でいかにスタッフが動きやすくできるかを目立たないながらに、考え、実行していきました。
建築業界での経験が役に立ったと思ったこととしては、店舗の機器の不具合が起きた時に、その不具合を解消するために必要な知識、またはパニックにならずに物事を解決するための動じない心などが挙げられます。
建築現場は現場が滞りなく進むためにさまざまなことを綿密に打ち合わせして、当日に挑むという準備が大半を占めるということを肝に銘じている印象でした。
カフェ、ミュージックバーなどで勤務していて思ったのは、その準備力というものが建築現場に比べたらものすごく小さいものだったということです。
イレギュラーな内容が起きたら、そのときにアドリブで対処するくらいで成立するという意識は少なからずあるとは思います。
しかし、その意識が現場と上層部との溝となる大きな原因になるということを実感しました。
結果として、スタッフは短期間で退職する人が多くなり、残ったスタッフの負担が増えてしまう。新人が入ってきて、また最初から業務を教えるというタスクがまた現場の負担を増やしていくという悪循環になってしまう。
それを解決するのが、事前の情報共有と現場にわかりやすく説明する説明力だと思いました。
そして、伝え方の柔らかさ、店舗ごとの雰囲気によってそれらを変えていく柔軟さが重要だと感じました。
今までの経験してきたことが全部バラバラで無駄な人生を送ってしまったと思っていましたが、実はその経験の点と点が繋がり、今、線になろうとしているということに気づき、自分の活きる場所は店舗の運営と現場の葛藤を汲み取り、双方が充実してお客様に価値を提供する場所をそだてていくということなのかもしれないと思いました。