こんにちは!城間勝行です。
私たちは日々の暮らしの中でどうしても目に見える大きな成果や分かりやすい効率ばかりを追い求めてしまいがちである。 すばやく結果を出すことや余計なものを削ぎ落としたスムーズな進行こそが正解であると信じ込んで慌ただしく毎日を過ごしている。 しかしある晴れた日の午後を歩いていたときにふと見上げた街路樹の葉の間から差し込む木漏れ日の美しさに目を奪われた。 その木漏れ日は一定の形を保つことなく風に揺らめく木の葉の隙間から地面の上へと柔らかい光の斑点を絶えず描き出していた。 一箇所に留まることなく形を変えながらアスファルトの上を優しく照らし出すその光景は慌しい日常の中でふと心を和ませてくれた。 効率やスピードばかりが重視される現代のビジネスシーンやチーム開発においても私たちはどうしても平坦で淀みのない状態を求めがちだ。 予定通りに進まないプロジェクトに直面したり思い描いた通りの成果が出なかったりすると少しの揺らぎや変化にも焦りを感じてしまう。 だが木漏れ日が風の動きに合わせて美しく形を変えていくように人の成長やチームの成熟にもしなやかな揺らぎを受け入れる時間が必要だ。 表面的な数字や目先の効率だけに囚われていると私たちはその時々の状況が生み出す豊かな偶然や思いがけないアイデアを見落としてしまう。 予期せぬトラブルや遠回りに思える経験こそが自分の内側にしっかりとした根を張るための豊かな栄養源になっていくものである。 完璧に整えられた平坦な道だけを歩く人生よりも時には予測不能な木漏れ日の下で立ち止まり自分だけの軌跡を描くほうがはるかに味わい深い。 今日という日が終わる前に自分を取り巻く日常のなかにまだ誰も気づいていないような小さな光の斑点をそっと見つけてみよう。 誰かの基準や世間の速度に合わせる必要などどこにもなく自分だけの歩幅でしっかりと歩むことが何よりも大切だ。 見えない未来を不安がるのではなくどのような景色が待っているのかを静かに楽しむしなやかな強さを胸に抱いていたい。 自分の足で大地を踏みしめながらこれからも心豊かな旅の続きをのびのびと歩んでいこう。