内定をもらったのは、大学3年の12月でした。
そこから実際に入社するまでの約1年の間に、写真コンテストで受賞したことをきっかけに、私は写真や言葉、感性を使った表現に強く惹かれるようになりました。自分の世界観を大切にして、人と丁寧に関わりながら、仕事も人生もつくっていきたい。そんな想いが強くなっていきました。
けれど、入社してみると、目の前にあったのは「大量の新卒のひとり」として扱われる現実。個として見てもらえないこと、業務の説明も不十分で、人を“駒”のように扱うような対応に、どうしても信頼を持てませんでした。
このままここで頑張ることが「大人になる」ということなのか。それとも、いま感じている違和感を信じることが、私にとっての「責任ある選択」なのか。悩みに悩みましたが、私は後者を選びました。
逃げたわけではなく、“自分に嘘をつかない働き方”を選んだ。その決意が、いまのフリーランスとしての活動につながっています。