転職して執行役員から現場の職員になり、また執行役員になった話 ~ 執行役員インタビュー(第2回)
クラウドクレジットの執行役員へのインタビュー、2回目は当社が投資型クラウドファンディング・サービスの提供を始めて1年半ほど、メンバーの数が15人くらいのときにWantedlyを通じて参画し、主にウェブマーケティングの分野で活躍している執行役員の森川にインタビューしました。
既存の金融事業への疑問
杉山:宜しくお願いします。さっそくですが、クラウドクレジットのことはどういうきっかけで知ってもらったんでした?
森川:私は最初のキャリアは銀行での勤務だったのですが、「自分が販売している金融商品は本当にお客様のためになっているのだろうか?」という疑問を抱くようになりました。
その後銀行は離れて事業会社で勤務していたのですが、金融自体は好きですし、それ以降も新しいことが金融業界で起こっていないかを頻繁にみていました。
最初に「これまで自分が知らなかった新しい金融だな」と感じたのはムハマド・ユヌスさんのグラミン銀行でした。
その後もアキュメン・ファンドなどの世界の面白い社会性のあるファンドや金融機関をよく調べたりしていました。
社会性もある金融事業に興味をもって入社
森川:そういう中でクラウドクレジットをみつけました。私は前職もベンチャー企業で勤務をしていて、世の中にどういうベンチャー企業があるのかをみるのも好きで、Wantedlyでは様々なベンチャー企業が情報を出しているので、Wantedlyをよく見ていたんです。どれくらい見ていたかというと、具体的には3日に1回くらい見ていました(笑)
その中でクラウドクレジットをみつけ、グラミン銀行やアキュメン・ファンドのようなインパクト投資と同じ方向を向いている会社として興味を持つようになりました。
杉山:その意味ではフィンテックや投資型クラウドファンディングというものに興味があったというより、まず当社に興味をお持ちいただけたんですね!
森川:もちろんクラウドクレジットを知ったことで投資型クラウドファンディング、ソーシャルレンディングという仕組みも知り、他のソーシャルレンディングの会社も調べたのですが、自分はインパクト投資と同じ方向を向いているクラウドクレジットに一番興味があると思いました。
ウェブマーケティングで事業の成長スピードを急加速
森川:入社当時はファンドの組成を行う商品部にほぼ専任で所属していたのですが、自分も銀行で勤務していたものの、金融ごりごりのメンバーも少なくない中で自分がどのようなプラスアルファをチームにもたらせるかをずっと考えていました。
最初はオペレーションの改善などでも貢献できるかと思ったのですが、入社して少し経った頃にウェブマーケティング関連のタスクを担当することが多くなり、ここで付加価値をだそうと、たくさん本を読んだりコンサルタントの方にお話を聞いたりしてかなり勉強もしました。
杉山:森川さんの施策でより多くの方にクラウドクレジットを知っていただくことができたし、顧客獲得の伸びもそれまでと全く別の角度になり、あれは当社の昨年の大きなハイライトになりましたよね。
執行役員になってより強い責任感を感じる
杉山:前職でも執行役員をされていたということで、また執行役員をやってみていかがですか。
森川:クラウドクレジットはこれからどんどん規模を拡大していくステージの会社なので執行役員になったからといって急にやることが変わるということはありませんが、自分自身も成長し続けないといけない、今のままだとまだまだダメだ、今と同じことをやっていたら成長が止まってしまう、という責任感をより感じています。
執行役員とは多少話がずれますが、マーケティング部長として、担当者としては「金融の分かるマーケター」になりたいと思っています。
そういう特性の人材というのは今の日本にあまりいないと思うので、そこを伸ばしていってクラウドクレジットに特別なバリューをだしたいと思っています。
杉山:ほんとそうですね。
オフは勉強かリラックス
杉山:話は変わりますが、森川さんはオフの時は何をされてるんですか?よくサウナ付き銭湯でリフレッシュされている話はお聞きしますが(笑)
森川:土日や平日夜は、現在はウェブマーケティングの勉強をすることが多いです。
調子がいいなというときは徹底的に勉強をしますが、今日は疲れているな、というときは仕事のことを考えずに銭湯です(笑)
ベンチャーのいいところは個々人が方向性を間違えずにがんばればがんばるほど会社が大きくなっていくことだと思っているので、土日に仕事のための勉強をやっていてもやりたいからやっているのであって、全くやらされている感とかないですよね。
最初はほんとリスティングだとかUI/UXとはなんぞやの勉強から始まり(笑)、今はちょっとアトリビューション分析のところを多めに勉強しているところです。
会社のプライオリティになっているテーマを勉強していきます!
育ちは職人の家系
杉山:森川さんはウェブマーケティングのための勉強でもそうですが、やることは徹底的に深く掘り下げていかれますよね。サッカーもニュースとかで前日の試合の結果を確認する僕よりはるかに生放送の試合を観まくって注目している選手の今の調子を確認されてますし(笑)。なんでそうなったんですか?
森川:それはDNAだと思います(笑)。家系が職人なんです。職人は趣味でも打ち込むタイプが多いようで、父親は釣りを極めようとしていましたし、祖父は彫刻が好きで仏像をずっと彫っていました(笑)
ひとつのことを深く追求する家系なのかもしれません(笑)
やりがいはビジョンをひとつ達成したとき
杉山:それでは最後に、クラウドクレジットで働くことに興味を持っていただいているかもしれない方に一言!
森川:やはり世界のお金の流れを変える、世界に投資としてのお金を届ける、という当社のビジョンに共感した人と一緒に働きたいです。
多少つらいことがあっても、自分がつくったファンドをひとつ投資家の方にご提供することができ、海外の資金需要者の方にお金が行き渡った瞬間なんかとても感慨ひとしおのものがありますよ!
杉山:ありがとうございました!