クラウドクレジットの面談内容を公開します!(第1回)
クラウドクレジットは、まだ投資型クラウドファンディング・サービスを開始して3年弱、メンバーは20名の小さな会社です。
それだけに大きな企業と比べると1人1人の重要性が非常に大きいのですが、面談の行い方も大きな企業とは全く異なります。
ディスカッションの内容は
もちろん面談を行うメンバーごとにくせや流派もありますのでそれぞれ違っているのですが、今回は私が面談を行う際にディスカッションさせていただいている内容を公開します。
当然、どういうきっかけでクラウドクレジットに興味を持っていただけたかなども伺わせていただきますが、この点はゼロ金利、マイナス金利で日本国内の金融に閉塞感がある中で「世界のお金の流れを変えましょう!」という当社の方向性は金融業界の方には共感いただけることが多く、「やっぱ需要がないところにお金ばらまくのイケてないですよねー」みたいな話をするくらいでそれほど話が深くなることはないです。
一方で、全体的な会社の方向性に共感をいただけている中でテクニカルにどういったロールでサポートいただける可能性があるか、応募者の方が当社でやってみたいこと、私がぜひやっていただきたいことをディスカッションさせていただき、2つのパターンを合わせて3から5くらい「ぜひそれでいきましょう!」のようなロールがみつかったら他のメンバーとの面談をご紹介させていただいています。
3つ以上イメージが湧くロールを探す理由
やっていただきたいロールがあるからこそ採用活動を行うのですが、これまで事業をつくってきた中で、やはり採用活動で「これをやってください!」と1つだけのロールをやっていただく前提で入社いただくのはよくないと感じています。
頭の中で考えたときはそのロールがとても重要なものだと思っていたけど実際にやってみたらフルタイムでやるほどの作業がほとんどなかった、または事業の方向性に微修正がはいりそもそもそのロール自体が必要なくなったということはベンチャー企業では本当に頻繁に起こります。
一方で、やっていただきたい!というロールが3つとか5つになると、さすがに3つ全部やることがなかったということはそうそうないですし、あと3つ、5つのロールを一定以上の水準でこなせる方は、後で社内の誰もがやったことがないロールが発生したようなときに4つめ、6つめのレパートリーを作る的なかんじでどんどん新しい分野にもチャレンジされる傾向があると感じています。
また自然体でお話をさせていただいていれば、現場にはいって頂いてからの方が多少プレッシャーはあるものの、面談でお話をしている時と現場にはいって頂いてからお話するときでコミュニケーションの取り方はあまり変わらないなーというのが実感です(もちろんそうでないケースもあるので必ず複数のメンバーと面談をいただいていますが)ので、3つ、5つという複数のロールが思い浮かぶまでディスカッションを深める過程でテクニカル以外のカルチャーフィットの部分もだいたいわかると思っています。