「安心」を育て切ったからこそ、一度止まり、次を設計し直している
Polyは、発達特性を持つ人が「支援される側」として扱われる世界ではなく、
特性そのものが前提に組み込まれた社会を実装するために立ち上がりました。
サポートする/される、教える/教えられる
そうした上下の構造そのものに違和感がありました。
「優しい場」ではなく「前提から書き換える場」をつくりたかった。
コミュニティが生まれたとき
Polyは最初「安心して存在できる場」として始まりました。
・ピアコーチング
・7日間プロジェクト
・オンライン交流会
・価値観対話
誰かが動き、誰かが反応し、必要なものが自然に立ち上がる。
「生存」でも「努力」でもない、静かな熱の循環がありました。
その空気を育てきった結果、参加者は安心して“素を出せる”ようになった。
それは、確かにこのコミュニティの達成だったと思います。
そして、意図的に止まった
ですが現在、Polyはコミュニティとしての活動を一旦停止しています。なぜなら、「安心」の次のフェーズを準備する必要が生まれたからです。
安心は必要条件ですが、それだけでは社会は変わらない。
「このまま優しいだけの場所で終わりたくない」それが、この停止の理由です。
安心の次の問いは、「じゃあ、どう接続するか?」
これからやりたいこと
Polyはこれから、「発達特性を持つ人が活かされる環境」を“個人の努力”ではなく“構造の設計”によってつくっていくフェーズに移行します。
具体的には:
✔ 生きづらさのある人が安心して働ける実験的な協働モデル
✔ 関係性ベースで仕事が循環する仕組み(信頼資本で回る経済)
✔ 「できない」を前提にしない、働き方デザイン
✔ ADHDを武器にするのではなく、前提として組み込んだ組織設計
✔ 企業と当事者が対等な立場で共創していくプロジェクト
「変わる」ではなく、「変えなくていい状態を設計する」ことが目的です。
コミュニティを再起動するとき
受け身で集まるコミュニティではなく、
それぞれの衝動が“構造”に接続される環境として再設計します。
・小規模な哲学カフェ
・価値観ドキュメンタリー
・共創プロトタイピング
・当事者 × 企業のラボ型プロジェクト
・サードプレイスではなく“社会のプロトタイプ”としての場
つまり、今までのPolyは「土台づくり」だった。
ここからが、ようやく本番です。
まとめ
Polyは「発達障害の人のコミュニティ」ではありません。社会構造そのものを問い直し、つくり替える実験場です。いま私たちはただ止まっているのではなく、次のフェーズを“設計している”段階です。
安心をつくって終わりではない。
そこから社会につながる仕組みをつくり、いつか「特性が理由で生きづらくならない社会」を当たり前にしたいと本気で思っています。