こんにちは!たけひろと言います。
専門学校でモバイルアプリ開発を学んだことをきっかけに、学生時代から個人でアプリ開発を続けてきました。
最初は「自分が使いたいものを作ってみたい」というところから始まりましたが、開発を続ける中で、少しずつ「実際に使う人にとって何が必要なのか」を考えるようになりました。
現在までにReact Native / TypeScriptを中心として5つのモバイルアプリを開発し、App Storeに公開しています。
今回は、これまでに作ってきた5つのアプリを紹介します。
目次
1. ChillPomodoro
集中する時間をシンプルに管理するポモドーロアプリ
私は勉強や作業をするとき、環境音を流しながらタイマーで時間を区切って集中することがよくありました。
ただ、そのためには「環境音を流すアプリ」と「タイマー」を別々に操作する必要があります。
そこで、
「タイマーと環境音を一つのアプリにまとめれば、もっと手軽に集中できるのではないか?」
と思ったことが、ChillPomodoroを開発したきっかけです。
ポモドーロ・テクニックをベースに、集中時間と休憩時間を区切りながら作業でき、アプリ内で環境音も流せるようにしました。
最初から機能を増やしすぎるのではなく、アプリを開いてすぐに使えることを意識し、迷わず操作できるシンプルなUIを意識して設計しました。
また、アプリを作って終わりではなく、実際のサービスとして公開・運用する経験を得るために、広告機能やサブスクリプション機能にも対応しました。
使用言語・技術
- React Native
- TypeScript
- React Hooksを用いた状態管理
- タイマー処理
- 音声・環境音の再生機能
- サブスクリプション機能
- 広告表示機能
- iOS向けビルド・実機テスト
- App Store Connectを利用した公開・審査対応
担当範囲
企画 / UI設計 / 実装 / テスト / 広告・サブスクリプション対応 / App Store公開・運用
App Store
ChillPomodoro App - App Store
2. SmartPackr
旅行前の荷造りをサポートするアプリ
自分自身が旅行をする中で、毎回「何を持っていけばいいのか」を考えたり、忘れ物がないか確認したりすることを面倒に感じたことから開発しました。
旅行前に必要な持ち物を整理し、準備状況を分かりやすく管理できることを目的としたアプリです。
旅行という自分の興味のある分野とアプリ開発を組み合わせた作品で、単に持ち物を登録できるだけではなく、実際に旅行前に使う場面を想像しながら画面や操作方法を考えました。
特に意識したのが、準備状況を簡単に確認できることです。
画面内でタブを切り替えることで、
「まだ準備できていないもの」
「準備が完了したもの」
を分けて確認できるようにし、荷造りの進捗が一目で分かるようにしました。
また、一人旅だけではなく、友人同士で旅行する場面も想定しました。
そのため、持ち物の内容を共有できる機能も実装し、自分一人で使う場合だけではなく、複数人で旅行の準備をするときにも使えるようにしました。
使用言語・技術
- React Native
- TypeScript
- React Hooksを用いた状態管理
- 端末内でのデータ管理
- リスト・チェック状態の管理
- タブによる表示切り替え
- OSの共有機能との連携
- iOS向けビルド・実機テスト
- App Store Connectを利用した公開・審査対応
担当範囲
企画 / UI設計 / 実装 / テスト / 共有機能実装 / App Store公開
App Store
SmartPackrアプリ - App Store
3. DailyPop
1日限定で「今日やること」に集中する目標管理アプリ
DailyPopは、自分が2個目に開発したモバイルアプリです。
一般的な習慣管理アプリでは、何日間も継続して記録を残していくものが多いですが、今回はあえて長期間の記録を残さず、
「今日1日だけに集中する」
ことをコンセプトにしました。
その日に、
「今日はこれをやろう」
「これだけは終わらせよう」
という目標を決め、達成できたかをシンプルに確認できるアプリです。
長期間の記録や連続日数を意識するのではなく、1日単位で区切ることで、過去の達成状況にとらわれず、その日の目標に集中できるようにしました。
機能を増やしすぎず、
「目標を決める → 実行する → 達成する」
という流れが直感的に分かるよう、シンプルな操作を意識して設計しました。
このアプリを作ったことで、機能を増やすだけではなく、「何をあえて実装しないか」を決めることもサービス設計の一つだと感じました。
使用言語・技術
- React Native
- TypeScript
- React Hooksを用いた状態管理
- タスク・目標の追加・削除・完了状態管理
- 日単位で利用することを前提としたデータ設計
- コンポーネントを分割したUI実装
- iOS向けビルド・実機テスト
- App Store Connectを利用した公開・審査対応
担当範囲
企画 / UI設計 / 実装 / テスト / App Store公開
App Store
DailyPopアプリ - App Store
4. KenkoLog
日々の健康状態をシンプルに記録するアプリ
自分自身が普段から筋力トレーニングをしており、体調や身体の変化を意識する機会が多いことから、日々の健康状態を簡単に記録できるアプリを開発しました。
健康管理のサービスには非常に多くの機能を持ったものもありますが、毎日使うことを考えると、入力すること自体が面倒になってしまっては続きません。
そこでKenkoLogでは、必要な情報をなるべく簡単に記録できることを意識しました。
アプリを開いて入力し、過去に記録した内容を確認するという基本的な流れを分かりやすくし、毎日の生活の中でも使いやすいUIを目指しました。
このアプリでは、画面を作るだけではなく、ユーザーが入力したデータを保存し、再度アプリを起動した時にも利用できるようにすることを意識して実装しました。
使用言語・技術
- React Native
- TypeScript
- React Hooksを用いた状態管理
- フォーム入力処理
- 入力値の管理
- 端末内へのデータ保存
- 保存データの読み込み・表示
- 一覧表示を意識したUI設計
- iOS向けビルド・実機テスト
- App Store Connectを利用した公開・審査対応
担当範囲
企画 / UI設計 / データ設計 / 実装 / テスト / App Store公開
App Store
KenkoLogアプリ - App Store
5. Tokyo Wander Picks
訪日外国人の条件に合わせて東京のスポットを提案する旅行アプリ
これまでのアプリから少し方向性を変え、自分だけではなく、具体的なユーザーが抱えている問題を解決することをより意識して開発したアプリです。
自分自身がバックパッカーとして海外を旅する中で、
「限られた予算で行ける場所を探すのが大変」
「情報が多すぎて、行き先を決めるだけで時間がかかる」
「現地の言葉が分からず、場所を聞くのが難しい」
「予定が変わった時、次に行く場所をまた一から探さなければならない」
といった経験がありました。
そこで、自分が海外で経験した問題を、日本を訪れる外国人旅行者向けに解決できないかと考え、東京を対象とした旅行アプリを開発しました。
ユーザーが、
- 予算
- 滞在時間
- 興味
- 旅行中の状況
などを選択すると、その条件をもとにおすすめの東京のスポットを表示します。
また、気になったスポットを後から確認できる保存機能も実装しました。
さらに、日本語が分からない旅行者でも周囲の人や駅員さんに場所を尋ねられるように、アプリ内に簡単な日本語の文章を表示できる機能も追加しました。
デザインでも「日本らしさ」を意識
機能だけではなく、モバイルアプリとしてのデザインにもこだわりました。
旅行中に使うことを想定し、できるだけ操作をシンプルにして、欲しい情報へすぐにたどり着ける画面構成を意識しました。
その一方で、日本を旅行するアプリであることを感じてもらえるよう、和紙をイメージした背景や、日本らしい濃い緑を取り入れています。
また、実際に存在する東京のスポットを数十件調査し、それぞれに予算、時間、ジャンルなどの情報を設定しました。
条件を厳しくしすぎると候補がほとんど表示されず、広げすぎるとユーザーの希望とは違う場所が表示されてしまいます。
そのため、
「どの条件をどの程度重視しておすすめするか」
という部分も何度も調整しました。
使用言語・技術
- React Native
- TypeScript
- React Hooksを用いた状態管理
- 多言語対応(日本語 / 英語)
- 条件選択に応じたスポット推薦ロジック
- 予算・時間・興味・状況をもとにしたデータ判定
- スポットデータの設計・管理
- お気に入り・保存機能
- 端末内へのデータ保存
- 日本語案内カードの表示
- 画面遷移を意識したモバイルUI設計
- iOS向けビルド・実機テスト
- App Store Connectを利用した公開・審査対応
担当範囲
企画 / 要件整理 / UI設計 / スポット調査 / データ作成 / 推薦ロジック設計 / 実装 / 英語対応 / テスト / App Store公開
App Store
Tokyo Wander Picks App - App Store
5つのアプリを振り返って
こうして5つのアプリを振り返ってみると、最初は、
「自分が欲しいものを作ってみたい」
というところから個人開発を始めました。
集中するときに自分が欲しかったものからChillPomodoroを作り、旅行準備で感じた不便からSmartPackrを作りました。
そこから開発を続ける中で、少しずつ、
「自分だったら何が欲しいか」
だけではなく、
「実際に使う人はどんな状況なのか」
「何に困っているのか」
「どうすれば少ない操作で目的を達成できるのか」
を考えるようになりました。
特にTokyo Wander Picksでは、自分自身が海外を旅して困った経験をもとに、訪日外国人旅行者という具体的なユーザーを想定して企画から考えました。
技術面でも、単純な画面作成から始まり、データ保存、共有機能、広告、サブスクリプション、多言語対応、条件に応じた推薦など、作るアプリが増えるにつれて挑戦する機能も少しずつ増えていきました。
また、5つすべてで企画からUI設計、実装、テスト、App Storeへの公開まで経験したことで、コードを書くことだけではなく、一つのサービスを実際にユーザーへ届けるところまでやり切る経験を積むことができました。
まだまだ改善できることや学びたい技術はたくさんあります。
これからも、自分自身の経験や誰かが感じている不便をきっかけに、
「こんなものがあったら少し便利になる」
と思えるサービスを、実際に形にしていきたいと思っています。