「井戸を掘った人のことを忘れない」
■新規事業の壁
今、私たちの部署で1つの新規事業を進めています。(まだ公に出来ない内容なのですが、一緒に働くかもしれない皆さんにこの挑戦を知ってもらいたく、書ける範囲で書きます。)
当社としては初めての試みとなる事業で、立ち上げる際はとても苦しかったことが思い出されます。パートナー企業とのプロジェクトの起案に始まり、事業計画を進めていく中で初めてぶつかる壁がとても大きく、何度もくじけそうになりました。
■チームメンバーへのメッセージ
ただ、多くの関係者の方々の協力を得て、なんとかスタートを切れることになりました。新しい機械の匂いが残る新工場で、チームの皆でこんなことを話しました。
「我々はお客様に水(製品)を届けねばならない。人々は、井戸を掘った人の事はやがて忘れてしまうかもしれない、ただ、我々は汗をかき井戸を掘り水を届けよう。未来でこの事業に携わる人のために、今頑張ろう。」
スタートラインに立ったばかりでしたが、チームメンバーの気持ちを鼓舞したことを覚えています。
何事も先駆者には先駆者の大変さがあるものです。前例のないことを、これまでの知見を活かして、かつ常識にとらわれることなく、スピード感を持って決断し、正解のない道を走らなければなりません。
■その先にしか見えない景色
丸井織物にはチャレンジできる土壌があります。チャレンジこそが人を、会社を、そして社会を成長させると知っているからです。中小企業ならではのスピード感と、老舗企業の安定した土台、「UP-T」等の新規事業を成功させてきた体験、すべてを掛け合わせ、丸井織物にしかできないチャレンジをしています。
私はこのプロジェクトを通じて成長を感じていますし、間違いなく貴重な財産となっています。今後も社会や私たちにかかわるすべての人々が共に成長できるよう、これからも仕事に励んでいきます。
[ 当社の経営理念 ]
MARUORIにかかわるすべての人びとが、仕事を通して人間成長をはかり、豊かで健やかな人生を創りあげるところにある。