データエンジニアに最も必要なスキルは何か?
それは「記憶力」だと、私は『宇宙兄弟』の六太を見て気づきました。
SQLのテーブル構造、過去に書いたクエリ、エラーメッセージの対処法
——これらを記憶しているかどうかで、作業効率は劇的に変わります。
「このカラムには何が入っているか」「前回、似た集計をしたときどう書いたか」がすぐに思い出せれば、2日かかる作業が30分で終わることもあります。
私が分析リードタイム96%削減を実現できたのも、過去の経験を記憶し、引き出せたからです。
「覚える力」が、私の強みだった
データエンジニアとして働く中で、私も同じことをしていました。
SQLのテーブル構造、過去に書いたクエリ、エラーメッセージの対処法——細かいことまで覚えています。「このカラムには何が入っているか」「前回、似た集計をしたときどう書いたか」がすぐに思い出せるので、作業が早い。
周りから「よく覚えてますね」と言われますが、私にとっては自然なことでした。子どもの頃から、覚えるのが楽しかった。資格試験の勉強も、好きなアニメのセリフを全部覚えるのも、全部楽しかったんです。
でも、それが「仕事の武器」だと気づいたのは、六太を見たときでした。
もう一つの共通点——「観察力」
六太のもう一つの強みは、人を観察する力です。
仲間の表情、声のトーン、小さな変化を見逃さず、「あの人は今、困っているな」と気づく。そして、さりげなくサポートする。
私も、データ分析の現場で同じことをしています。
「このチームは、どんなデータを必要としているか?」
「この人は、どんな形式でデータを見たいか?」
「今、何に困っているんだろう?」
データを渡すだけでは意味がありません。相手が「使える形」「理解できる形」で提供して、初めて価値が生まれます。
実際、タグマネジメントの移行プロジェクトでは、マーケティングチームが「どこでつまずくか」を観察しながらドキュメントを作り、分析リードタイムを96%削減できました。
この作品が教えてくれたこと
『宇宙兄弟』を観るたびに、「自分の強みは、ちゃんと価値になる」と確信します。
圧倒的な才能がなくても、記憶力と観察力があれば戦える。一つひとつ、丁寧に積み上げていけば、必ず前に進める。
36歳で未経験からデータエンジニアを目指したとき、簡単な道ではないと思いました。でも、諦めませんでした。
六太が「諦めなければ、まだ負けてない」と言うように、私も一歩ずつ進んできました。
そして今、データ分析を通じて、チームが自分で意思決定できるようになる瞬間を支えることが、私の一番のやりがいになっています。