1
/
5

起業をした理由とアキュートがワークライフなびを行う理由

2005年、年間売上100憶を超える企業に新卒として就職しました。

入社後、プログラマーを目指していたため開発系の部署を要望していましたが、残念ながら会社の判断としてインフラ系のエンジニアとしての道を進むこととなりました。

元々、大学を卒業して早く働き誰かの役に立ちたいと考えていたため、対面でお客様とお会いすることもあるインフラエンジニアを仕事としてやってみるのも良いかと思いトライしたところ、学べることが多く楽しく仕事をすることができました。

そんな時、会社からの要望で運用チームに異動することとなりました。運用チームでは24時間365日いつでも連絡が来るそんな職場環境となり、学ぶことは多かったものの誰かのために働けている感覚がなくなっていました。

現状を変えるためにも転職を考えていた頃、小学校からの幼馴染でもある永吉から起業の話をもらいました。

半年悩んだ結果、誰かの役に立ちたいという考えの元、起業することを決意しました。

起業したすぐは、ホームページの製作や保険営業マン向けのスマホサイト製作など、今行っている事業とは全く別の内容でした。

保険営業マンと多く会っていく中で「最低賃金で困っている」「交通費、カフェ代は自腹だから結果、赤字になっている」など、保険営業マンの困りごとを聞く機会が多くありました。そこで新しく始めたのが派遣という事業でした。

なぜ派遣かというと、社会人経験のある保険営業マンを派遣先に派遣することで、保険営業をしていた頃よりも安定した収入、安定した休みを提供することができたからです。

そして派遣事業を行う中で、業界としてアルバイトしかしたことがない人、ロースキル者が自分一人で考え行動して自分の生活を考えなくてはいけない場面を多く見てきました。

自分の会社にいる派遣スタッフはただの派遣スタッフとして終わってほしくない、成長してほしいという考えから、「ワークライフなび」の前身であるブラザー制度を行ったりと派遣スタッフの成長を意識した取り組みを行ってきました。

その結果、うちを離れ、上場企業に就職したスタッフや有名企業に就職したスタッフも一部現れました。また、結婚式で親御さんに泣きながら握手されるなんてシーンもありました。

社会を知らないが故に困っている人のために、アキュートでは教育を主軸においたスクール型転職サービス「ワークライフなび」を取り組んでいます。

アキュートという会社の規模が大きくなることで、より多くの困っている人のためになると考え、拡大を目指しています。