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「自分の仕事と会社を好きになってもらうこと」から始めて社員の意識を変える広報コンサルティング

私がSNSやnoteに何かを書きたくなるのは、
「すばらしい風景に出会ったとき」
「おいしい料理に出会ったとき」
「好きなことに取り組んでいるとき」
「珍しい体験をしたとき」
です。

誰に強制されなくても
「これが好き! みんなにも知ってほしい!」
という気持ちで投稿すると、同じように「好き!」と感じる人との出会いも増えていくのです。
私は「好き! すごい! ほかの人にも知らせたい」と思える体験を重ね、その情報を発信し続けることで、仕事のチャンスを何度もつかみました。

さて、私にマーケティングや広報についてご相談くださる方は、会社経営者や広報部門の長の地位についている場合がほとんどです。
私と一緒にマーケティングや広報への取り組みを進める方とは別の方がご相談くださる場合もあります。この場合、実際にマーケティングや広報に取り組む方の熱意が低く、ほかの業務と兼業している方の中には
「ほかにも仕事はあるのに、ますます忙しくなるだけ」
と考えてしまう方もいるのが現実です。

このような場合、私の初めの仕事は
「社員の方に、自分の仕事と会社を好きになってもらうこと」
です。
好きになれば「好きなことを、多くの人に伝えたい」という気持ちも生まれやすいのです。

とはいえ、「好き」という感情は、説得や説教で生まれるものではありません。また、洗脳のような手段を使うわけにはいきません。
私は、たとえば次のような方法で「好きな部分を見つける」ことから始めてもらいます。

・子どものころに抱いた夢を思い出してもらい、その夢の中から今の仕事で実現できる部分を見つけてもらう
・どんな自分が好きで、どんな自分が嫌いかを考えてもらい、好きな部分を仕事のなかで実現できる方法を考えてもらう
・将来の自分の理想の姿を考えてもらい、理想の姿につながる要素を現在の仕事のなかから見つけてもらう

まずは自分と自分の仕事を好きになること、なりたい姿を実現できる方法を考えてもらうと、やがて会社のことが好きになり始めます。
「自分のなりたい姿を実現させてくれた上で、お給料までくれる場所が会社」だとしたら、どうしてもその場を好きになってしまうでしょう。

「自分と会社を好きになってもらう」ための取り組みを続けながら、
「では、好きな会社のため・大切なお客様のためには、どのような情報を、どのような形で発信すればいいだろう?」
と考えてもらう方法で、自発的な情報発信ができるよう取り組んでいきます。

私にとって、この取り組みを短期間で進められる方法の1つが、プレスリリース配信に関する仕事です。プレスリリースを配信するためには、会社の歴史や社員の方の取り組み、仕事上の苦労などをお伺いする必要があります。インタビューを進める過程で、社員の方が初心を思い出し、仕事への意欲が高まっていくという流れを何度も見てきました。

マーケティングや広報への取り組みを通して、社員の方の意識改革も進めることが、私の仕事です。

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