年1回は健康診断を・薬を飲ませる時は、上手に口を開かせて(高橋ナツコ)
■年1回は健康診断を
猫の健康診断は、最低年1回は受けるようにしましょう。
成長が早い猫にとって、年1回の健康診断といっても、人間にすれば4、5年に1度に過ぎないのです。
■薬を飲ませる時は、上手に口を開かせて
猫の薬は錠剤が普通。
飲ませるときは、二人がかりが安全です。
向かい合って一人が後ろから猫を抱いて四肢を押さえ、一人が頭を押さえて、親指と人差し指を上あごの口角にあてて頭をそらして口を開けさせます。
舌の根の近くに落とし込むようにして錠剤を入れたら口を閉じさせ、のどをさするか鼻にふっと息を吹きかけてやるといいでしょう。
どうしても飲みたがらないときは、薬にバターを塗ってやるのもいいでしょう。
一人で飲ませるなら、タオルで体をすっかりくるんで固定すると、比較的簡単です。
高橋ナツコ