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熱血経営者キャリア論 現場主義のススメ

どうもこんにちは。VISION合同会社 人と人を繋ぐ熱血経営者、植田仁です。

経歴・キャリア



滋賀県立彦根東高校で、情熱をもって高校野球にとことん打ち込みました。
秋季滋賀県大会に優勝し、近畿大会で一つ勝てば夢の甲子園というところまで進出。野球を通じて人として大事なことを学べたことが今の経営人生にもめちゃくちゃ活きています。

その後同志社大学へ進学。野球への情熱を、海外留学を叶えるために英語学習への情熱にシフトさせました。そのおかげもあり在学中に交換留学を2回しました。
大学2年生の時に、University of Winnipeg in Canada へ半年間。
大学4年生から5年生にかけて1年間、University of California,Santa Cruz,USAへ留学。
卒業後、味の素株式会社に入社し、営業としてさまざまな経験をさせていただき、26歳で起業。現在のVISION合同会社を後に設立し、多事業展開を行なっております。

宗次徳二さん講演会


宗次徳二さんは皆さんもご存知「CoCo壱番屋」の創業者です。

「カレーハウスCoCo壱番屋」を軸に、現在国内外に約1400店舗以上展開しながら、年間約9500万食を供給するカレー専門店チェーン。2013年には「最も大きいカレーレストランのチェーン」としてギネス世界記録™にも認定。引用元:https://www.ichibanya.co.jp/comp/bs/about/advantage.html

宗次さんは、経営者の鏡とも言えるかたです。今回講演を拝聴出来る貴重な機会に恵まれました。
1時間があっという間で、学びが凝縮されていました。

驚くほど極貧の幼少時代


お聞きしてびっくりしたのは、想像を絶するくらいの極貧の生活をして育ってこられた方ということです。
生後まもなく孤児院に預けられる。3歳のときに、「宗次」姓の養父母に引き取られることに。
その養父はかなりのギャンブル狂の人でした。日雇いのお金を稼いでは、それを全てギャンブルに注ぎ込む。生活に困窮し、各地を転々とすることになったそうです。養父母の離婚の後は養父と2人、生活保護を受ける少年時代を過ごす。
宗次さんはそれがとてもいい経験だったとおっしゃっていました。とんでもない感謝力。
いつも養父が喜ぶ姿を見たくて、しけもくでもいけそうなのを集めて、それをプレゼントするとキセルで吸っている姿を見るのが大好きだったそうです。

お客様 笑顔でお迎え、心で拍手

奥様と喫茶店を開業されたところからCoCo壱番屋への必然があったとのこと。

値段を安くしても、モノをつけたとしても、店側は喜ばない。だから値下げや名古屋に多いモーニングサービスのようなスタイルではなく、徹底して接客力で勝負されたのが他との差別化と思って懸命にお仕事をされたそうです。

接客はこれでいいかがないから、毎日夢中になれる。

明日の経営のヒントは現場にほとんど落ちている。

立ち上げから、店舗数がどんどん大きくなっていも、とにかく現場で接客を徹底的に楽しんでおられたようです。毎日5-10軒回る。ご利用いただけることに感謝をしないではいられない。
現場が全てを教えてくれる。とにかく宗次徳二さんの現場主義は、経営者としてあるべき姿だと思いました。コンサルティングをつけることなく現場での学びを経営に取り入れてこられました。

衝撃だったのは、500店舗まで拡大していくなかで、不採算でスクラップした店舗はたったの1店舗。たったの1店舗というのが本当に心からすごいと思いました。

そして500から800店舗まで拡張していくときにもう1店舗だけ不採算でスクラップになったとのこと。要するに800店舗まで拡大していく中でたったの2店舗しか閉店していないなんてまさに神経営です。

接客を極め、現場を極めていくと潰れるお店があることなんてあり得ないということが、ご自身の経験からビンビン伝わってきました。

我が身を経営に捧げること=成功の秘訣


宗次徳二さんの伝説とも言えるハードワークっぷりは色々あります。

起床時刻は前日どれだけ遅くとも03:55。
事務所の上にお住まいで、毎日打刻されているが全部超早起き。
百利あって一害もないのが早起きとおっしゃっていました。

そして夏は2時間、冬は1時間清掃作業をずっと10年以上やっておられます。
掃除は365日続けないと意味がないという勤勉っぷりです。

CoCo壱番屋の社長を退任されるまでの15年以上、毎日3時間半近くかけて、お客様の声を毎日1000通以上読まれていたそうです。
決めたことをやり続けていく継続の達人といえます。

宗次徳二氏が特に強調されていたのは、経営者の前に人としてというところでした。

経営者は姿勢が大事
生き方、姿勢が大事
そこがないとよそみするし
いい経営は続かない
一生懸命身を捧げるように仕事をすることが大事

飲食業従事者に限らず、経営者だけでなく、どの職業、職種であっても、大事な人として成果をつくるために大事なことを学べました。

宗次徳二さんが休みなんていらない。仕事が楽しい。毎日へとへとになるまで仕事して、眠りについて、朝また嬉々として会社に行っていますとおっしゃっていたのが印象的でした。

私も我が身を捧げて経営の道に打ち込もうと改めて決意する時間になりました。

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