カフェスローを退職いたしました。
昨年の7月31日に10年間勤めたカフェスローを退職いたしました。
お世話になった皆様には、ご報告が大変遅くなり申し訳ありません。
(今年は報告ばかりですね…)
カフェスローは15年前に、地球の裏側エクアドルの森林栽培の有機コーヒーを出すことからはじまった。
環境NGOナマケモノ倶楽部とともに、
開店当初から「地球に負荷をかけないライフスタイルを提案する」という一貫したコンセプトで
<飲食店×ムーブメント>として常に時代を牽引し、
たくさんの人に人生の変化のきっかけをつくってきて(と思っている)、
単なるオーガニック・フェアトレードを越えた「つながり」のモデルをつくりだし、
キャンドルナイトやハチドリ、つづくたねをはじめ、
多くのムーブメントとキャンペーンをつくってきた。
世界の賢人サティシュクマールや、リオの伝説のスピーチのセヴァン・スズキをはじめ
日本や世界の運動家がお店にやってくることは、
本当にそれはそれは光栄で超スゴいこと!!
だけど結局お店は
NGO仲間やミュージシャン、アーティスト、生産者、
国分寺の地域の人々、お客様、そしてこれまで関わったスタッフによって
積み重ねてきたものであり、
店に命が吹き込まれてきた。
そのなかで生まれてきたものがあり、
自分たちだけでは決して辿りつくことも、
見ることもできなかった景色を何度も見させていただいた。
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封切りされたばかりのフランスの映画『Tomorrow パーマネントライフを探して』を観た。
世界中で未来につづく、幸せで素敵な生き方がはじまっている!
パーマカルチャー、都市農業、インクレディブル・エディブル、トランジションタウン、
教育、デモクラシー、エネルギー、マネーをめぐる
新しいライフスタイルを探す、未来につづくロードムービー。
www.cetera.co.jp/tomorrow/
映画を観ながら、
オルタナティブな暮らしや仕事をすでに実践し、
同じ未来を志向する仲間の活躍が、
風船のようにどんどんアタマに浮かんでは消える。
そしてヘレナノーバーグホッジの『幸せの経済学』を観たときにも同じことを思ったのだけど、
カフェスローという場所で働く、本当の意義や意味がよくわかる映画だった。
ただ何度か食事やカフェをしに来るだけではわからない、
「深さ」と「つながり」が最大の魅力であり、
そしてそれが映画でいう<未来>なのだと思う。
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8月から、ピースボートで104日間の地球一周の船旅へ行ってきた。
実に12年ぶりだった。
世界は、そして日本はいつも問題が山積みだ。
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朝起きると、部屋に入る光が美しすぎて
いい部屋だなぁ、幸せだなぁと思う。
生きていく基本は、いつだって〔自分ひとり〕。
健康であり、恐れのない、安心した暮らし。
そして自分の幸せがなにより一番大切。
自分が幸せであることが、自然や社会とつながり、
他人を周りをも幸せにしていくという、ド直球で基本的なこと。
やっぱりそこからしか平和ははじまらないのだと。
「あなたのすることはほとんど無意味であるが、
それでもしなくてはならない。
そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、
世界によって自分が変えられないようにするためだ」
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カフェスローでなければ出会わなかった、たくさんの皆様に心から感謝いたします。