【2018年夏】東海地方の学生が数十社のサマーインターンをして感じた、いくべき理由
何故、書くのか?
① 東海地方と都市部のモチベーション格差に問題を感じており、僕の経験がこれからインターンを考える東海の高校生、大学生に少しでも後押しするものになればと思ったため
② 自分の弱い / 伸ばしたい部分に向き合うため
サマーインターンは就職活動をする上でかなり有利に働きます。
ただここでは、就活をうまく進める上でサマーインターンにいくべき理由を話したいのではなく、もっと根本の部分で参加する意味があると思ったので、その理由を書いてます。
※前提として、、、
事業会社 (スタートアップ ~ メガベンチャーまで)
外資系IT
外資系コンサル
に参加した上での感想です。
1. 自分とこれまで自分が所属していたコミュニティーを俯瞰視できるようになる
(外資系IT、ソフトウェアを強みとしている事業会社なんかにいくと特に)今、世の中では何が起こっているのか、ということを学びます。そして、マクロな視点から自分を客観的評価するきっかけができます。これは生きていく上ですごく重要だと個人的に思ってます。
例えば、「個人の時代」において就活の手段が変化してます。僕は驚いたのですが、人事の方がTwitterからDMをおくりリクルーティングするなんてザラらしいです。知らないうちに発信力のある学生は機会を得ています。
自分の実体験でもそうですが、自分が所属しているコミュニティーで起こっていることが世の中の当然のように錯覚してしまう。しかも学生が所属しているコミュニティーの数はそんなに多くない。これは実はかなり恐ろしいことだと思います。
自分からみた世の中ではなく、世の中からブレイクダウンして自分を見つめ直す。思考の幅が確実に広がります。
2. 刺激をくれる学生、社員さんとの出会い
サマーインターンで出会う学生は、同じ大学やサークルとは違う、これまで関わったことのない学生に出会います。自分を持った学生が多く、多様な環境ですごく刺激を受けます。
社員の方は学生扱いするのではなく、一人の人として本気で向き合ってきくれます。社会経験があるからこそできるアドバイスを頂きます。なかなかこんな機会はないです。
周りの価値観に触れるだけでも意義があると思うのですが、その時に自分の考えが洗練されていく、もしくは、考えるきっかけになる、ここに大きな意味があると感じます。自分のこれからの人生について真剣に考えるきっかけにもなります。
3. 丸裸の自分をみつける良い機会
(会社にもちろんよりますが、)短期間のインターンでは、それなりの負荷が自分にかかります。その中からこそみえてくる本当の強み、弱み、心地良い/良くないストレスがわかります。自分のことを多角的に把握できるので結構面白いです。
また基本的にチームでのワークが多いので、他人に対する理解も深まります。そこで「完璧な人はいなくて、完璧を目指す必要もない」ことに実経験を通して気づけたのは良かったです。
4. 学生という立場が存分に活きる
サマーインターンは企業側が本気になって作り上げたコンテンツです。そこには相当のコストがかかってます。思う存分ぶつかれる環境が整っています。学生なんで、失敗も許されます。色々なチャレンジができる。
学生としては、そのコンテンツを思う存分利用するぐらいの気持ちが良いと思います。(そういう学生の方が喜ばれる気がします笑。余談ですが)
そして、インターン終了後も企業がサポートをしてくれることが多いと思います(食事 など)。就活だけでなく、人生の相談をしたりもします。学生であるうちに、「学生」という立場に存分に甘えてください。笑
最後に、、、
最後に二つ。
一つ目。地方の学生は、学歴などで劣等感を感じる人は少なくないと思います。僕もまだまだ感じます。それが行動することへの障壁になることもあります。ただそれは、自分がそう思っているだけで、周りの人は意外と気にしてないです。というか自分の事でみんな必死です。それぞれ悩み、コンプレックスと戦いながら生きていることを理解できると重い腰も軽くなるかもしれないです。
二つ目。サマーインターンをいくこと自体を目的化しない。僕は、毎回参加前に個人目標とアクションを整理してました。そうすることで経験が積み重なっていきます。時間は有限です。最大化する工夫が必要です。
長くなりましたが、読了していただきありがとうございます!
サマーインターンへ参加するのは、就活の上でも大事ですが、自分に向き合うための贅沢な時間になります。
*補足: ここには書いてませんが、ビジネスとして学ぶことも本当に多かったです。ビジネスに少しでも興味ある方もサマーインターンに参加することをお勧めします。