株式会社mikai様 - 事例 - Panasonic
ARの映像制作に適したFreeD ※1 対応のリモートカメラシステムで現実空間とバーチャルタレントが融合したコンテンツを実現。 バーチャルタレントと現実のスタジオのコラボレーションによる新しい価値体験をファンに届けるために、高クオリティとコスト抑制を両立した映像制作をおこないたい。 ...
https://biz.panasonic.com/jp-ja/case-studies/mikai
久々のインタビュー記事です📝
今回インタビューするmikai人は、
現在のメンバーの中で、
最もmikai歴が長い
● あだ名:はやぴっぴ
● 出身地:千葉県
● 入 社:2018年2月
● 前 職:iOSアプリ開発
● 趣 味:ネット生配信視聴
🎤「配信のどういう点が好きなんですか?」
林「うーん…トークが面白いのは勿論なんですけど…強いて言うなら、他のリスナーと時間を共有していることですかね」
🎤「と言いますと?」
林「ニコ動然りYouTube然り、自分以外にその配信をリアルタイムで見ている人はいて。コメントでツッコんだり、感想を言い合ったり…同じ時間を共有しているなぁって感覚が楽しいのかもしれないです」
🎤「ちなみにどんな配信をよく見るんですか?」
林「VTuberはもちろん、個人の方の配信も観ますね。雑談メインの内容が多いですが、旅行とか耐久系の配信も好きです」
🎤「耐久系? 長時間配信とかですか?」
林「あ、そっちじゃなくて、極寒の地に行ったりする意味での“耐久”ですね」
🎤「^q^」
📝目次
【1】mikaiを選んだ理由
━ 新しい技術が当たり前になる ━
【2】やりたいことではなかったのにmikaiに残った理由
━ 面白い方に賭けてみた ━
【3】mikaiでの仕事内容
━ 2Dから3Dまで ━
【4】これから
━ 新しい技術とmikaiにマッチする人 ━
🎤「林さんはどうしてmikaiを選んだんですか?」
林「ARやVRにもともと興味があったんです。今でこそ事業内容はVTuber1本ですが、当時のmikaiはARやVRのアプリ開発をしていて。そこで、ARの開発エンジニアを募集していたので応募しました」
🎤「えっ、そうだったんですね。当時はどんなことをしていたんですか?」
林「ARKitって言うiOSのARフレームワークを使って開発していました」
🎤「それってmikaiのホームページに載っているアレですか?🤔」
林「そうです(笑)あれはデモ中のデモですけどね」
🎤「そもそも何でVRやARに興味を持ったんですか?」
林「初めてVRやARに触れたとき“これって今後当たり前になるんだろうなー”って。新しい技術を自分で作れる、関われるのは面白い!と思ったのがきっかけですね」
🎤「でも…林さんはARの開発をしたかったんですよね?」
林「そうですね」
🎤「そこからVTuber事業って、“林さんのやたかったことと違うのでは?”と感じたんですが、どうしてmikaiに残ったんですか?」
林「もともと配信を見るのが好きだったので、VTuberの配信を見た時に、“これも面白いな”と思ったんですよね。それに、VRやARとの親和性も高いですし、何よりもVTuber黎明期で且つ新規事業立ち上げに携われるのは面白そうだなって」
🎤「いわゆるベンチャーマインドですね!🔥 悩んだりはしなかったんですか?」
林「正直…転職するか悩みましたよ(笑)ARとVTuberなら、ARの方が汎用性が高いですしね。でも、面白い方に賭けようと思って、残ることを決めました」
🎤「いまはどんな仕事をしているんですか?」
林「ざっくりこんな感じです」
① 配信関連
・配信準備
・画面作成、音響設定、スタジオの機材準備/設置
・配信
音響調整
画面操作
YouTubeへの配信
林「ここはエンジニアではなく、オペレーターに近いですね」
🎤「うわー…なんか難しそう」
林「そんなこともないです。ミキサーはちょっと難しいですが、配信自体は何回かやればすぐに慣れますよ。
でもかなり前ですけど、歌の配信で、リバーブ(エコー)が配信者側では掛かっているのに、リスナー側では掛かっていなくて、後からアーカイブで気付いたことがありました(笑)」
🎤「林さんでもそんな時代があったんですね…😲」
② Live2D関連
・モデラーへの発注
・イラストパーツ分け確認
・モデリングの確認/修正依頼
🎤「Live2Dとは?」
林「イラストを動かす技術のことです。よくVTuberの配信に使われていますよね」
🎤「あ、見たことあります! 林さんはこれを使って制作をしているんですか?」
林「いえ、制作の部分は外注しているので、どちらかと言えばディレクターに近いです。上がってきたイラストをパーツ分けを確認して、モデラーさんに発注をして修正していく。みたいな」
③ 3D関連
・VICONを使用したモーション収録
・Unityを使用したライブシステムの開発
🎤「ヴィ……ヴィコンって何ですか」
林「バイコンですね。モーションキャプチャーが出来るカメラ、システムのことです」
🎤「あっ、たまに全身タイツのような服を着て収録しているのってそのためですか?」
林「そうですね(笑)」
🎤「ライブシステムの開発とは?」
林「やっとエンジニアっぽいことが話せますね(笑)超簡単に言うと、Unityを使って3Dライブのシステムを作っています」
※ぼかしをかけています
🎤「おぉ! 正にライブの映像ですね」
林「このシステムとVICONを用いた技術と組み合わせれば、スーツを着たタレントが実際に歌って踊っている姿にキャラクターを反映させて、リアルタイムのバーチャルライブが出来るんです」
🎤「あれって事前収録じゃなかったんですね…! すごい!」
林「以前は事前に撮ったものを流していましたが、やっぱりライブなので“ライブ感”が大事だなと(笑)ファンの方の声にも直に反応できますしね」
🎤「Unityはもともと触っていたことがあったんですか?」
林「ほぼ無かったですね(笑)やりながら学んでいった感じです」
🎤「それって結構大変じゃなかったですか?」
林「やっぱりベンチャーなので、全部が全部計画的な訳ではないです。メンバー1人の思い付きで突然始まるコトもあります。それが大変な時もありますが、“ベンチャーだな~面白い!”って思うんです。社歴や経験ではなく、自分の意見を柔軟に採り入れてくれる、やらせてくれる環境がmikaiの魅力だと思いますね」
━ 新しい技術とmikaiにマッチする人 ━
🎤「これからの目標って何ですか?」
林「まずはライブシステムやモーションキャプチャーをもっと自分のモノにして、よりクオリティの高いライブや配信が出来るようになりたいですね。
あと、事務所としてはレーベルに注力しています。それに伴った配信が増えるので、そこで使われる背景やギミックをバンバン作っていけたらなと」
🎤「年末に向けてレーベル毎の番組も控えていますからね……」
林「あとは、VTuberだけではなく、ARやVR、NFTなど新しい技術や価値観はどんどん出てくるのでチャレンジしていきたいなと思っています」
🎤「ちなみに、(2021年11月末現在)mikaiではUnityエンジニアを募集していますが、どんな方と一緒に働きたいですか?」
林「まずはUnityの実務経験があるのは必須ですね🤔
ただ、エンジニアとしてUnityだけ触っていたいという方は正直難しいです。Unityの経験が根底にありつつ、エンジニアに捉われず色々なことがやりたいという方が良いかなと」
🎤「……と言うと?」
林「配信の業務もお任せしたいと思っているので、配信の業務も積極的にやりたいと思える人が良いですね。話した通り、何回かやれば出来るので実務経験は不要です。
あとは、ただ企画書通りの配信・ライブをするだけじゃなくて“どうしたらより良いクオリティのコンテンツが出来るか?”と思える人がいいなと」
🎤「そこもベンチャーっぽいですね。大きな企業だとイベントプランナーとかライブディレクターさんがいて、その人の指示を受けてコンテンツを作っていく感じですよね」
林「今年の6月にはPanasonicさんのバックアップを受けつつ、エンジニアが主導してライブを作り上げました。mikaiではエンジニアも積極的に意見を出せるので、アツいエンジニアに来てほしいですね🔥」
👇Panasonic様による紹介ページ
林さんのインタビューでした📝
今回のインタビューでは省略しましたが、林さんは先述した仕事内容以外に、タレント2名のディレクター業務もしています。
ただ、根底には新しいコトやモノへの強い好奇心があり、根っからのエンジニアなんだなーと感じました。
エンジニア業務に留まらず
いろいろなことをやってみたい、
エンタメ業界に飛び込みたい
そんなエンジニアの方いらっしゃいましたら
ぜひエントリー下さい🔥🔥🔥
💻Unityエンジニア
🎤Re:Act:https://www.v-react.com/
🐣Twitter:https://twitter.com/Re_AcT_
🎬Youtube:https://www.youtube.com/channel/UC90vyzmRgWCE17-uWNsKW2Q/