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約12年前にバックパッカーしていたことがあります。
かっこよく言えば「自分探しの旅」
なんていいものでもなく
人の勧めもあり、不安もあったんですが
なけなしの現金20万円と地球の歩き方という本を
握りしめ単身アメージングタイランドに向けて
行き先の決まっていない片道切符で出国しました。
なぜ、行ったんでしょう?
学校では全然勉強してこなかったので
英語は話せません。
もちろん、タイ語も。
家は、貧乏だったので飛行機にも乗ったことも
ありません。
関空から出るのもどうしたらいいか・・・
やっと着いたものの、次は宿をどうやって探したらいいのか・・・
そんな中、一つだけテーマ決めていました。
できるだけ、せっかく海外に来たんだから
現地の方や、外国人の方と一緒に過ごそうと
ジェスチャーとぎりぎり理解してもらえてるかも
微妙な単語を使って。
最初のうちは、どうしても言葉が話せないということもあり
たくさんの方に助けていただきました。
とにかく毎日がとても新鮮で
何をするにしても、初めて
時間もあるのでひたすら歩きました。
あまりお金もなかったので
旅の中で、学びます。
それは、自分がどういう過ごし方をしたいかで
どういう人と会いたいか決まる。
先ほどの、テーマがあります。
できるだけ、現地の人や外国人の人と一緒に過ごしたい。
簡単かもしれませんが、そういうところ(日本人が少ない所)
もしくは、そういう外国人が多いコミュニティやガイドブックに
載っていない所へ行きます。
すると、そういう友人ができます。
あたりまえかもしれませんが、自分の思うように
生きれるんです。
僕の好きな言葉で「シンクロニシティ」という
言葉があります。
偶然の出来事ってありますよね?
全然関係のないところで友人とばったりあったり
意外と偶然の出来事って多いと思いませんか?
このシンクロニシティっていうのは
【意味ある偶然の一致】
世の中の偶然は実は必然であるという考え方。
僕は、それを旅を通して感じ
実際に、頭の中でどうしたいかイメージしながら
遊んでました。
すると、本当に出会えるんです。
たくさん現地の方や、外国人の方とご一緒させていただきました。
その中でも、音楽が好きで音楽を通して一緒に遊べる人が
いたらいいなと思っていたら本当にできたんです。
↑眉毛がつながってます。。。
そうなんです。
僕は、眉毛がつながります。。。
バカなことばっかりしてたので、この時は
真面目な写真をということでパシャリ。。。
オランダ人のモデルの男性(20才)
ジャマイカ系イギリス人のシンガー女性(33才)
僕、日本人(24才)
いつも一緒に遊んでいました。
出演するイベントに誘っていただいたり
おいしいもの食べさせていただいたり・・・
次のことも学びます。
それは、貨幣価値
東南アジアは、全般的に物価が安いので
1日使うのは、宿と食費など込みで
1000円。
↑安宿街で有名なカオサンロード
宿は、共同シャワー共同トイレで80バーツ
当時のレートで約240円
↑タイの焼きそばパッタイ
屋台で食べると、焼きそばが20バーツなので約60円。
ビールなども飲めますし、1000円で十分楽しむことができます。
また、雑貨や洋服なども安くビジネスをされている方も多くいました。
今でもそうですが、こちらの雑貨を持ち帰って日本で販売する。
当時から、タイはコピー商品も多くそれをヤフーオークションで
販売なんてことも結構されていました。
また、先ほどの友人の通貨はポンドとユーロなんです。
僕は、なけなしの20万円だったんですが
オランダ人の友人はユーロを円換算すると・・・
100万円も持っているんです。
驚愕でした・・・
さらに、当時ラオスにも行ってきました
ラオスの通貨キープは一度キープにすると
換金ができないです。
お金っていったい何だろう?
換金できないって何で?
日本で20万円って生活がギリギリなのに
タイとかに来たら裕福になれる
(僕はそこまでじゃない・・・)
お金の意味合いって何???
幸せ度合いって何???
当時そんな風に考えておりました。
また、さらに旅を通して学ぶことがあります。
それは、愛国心。
オランダ人の友人もイギリス人の友人も
自分がその国の人間であることにとても
プライドを持っております。
それは、パスポート見せて一生懸命に語られました。
そんな僕は・・・
日本人のプライド?
日本人としての誇り?
そんなこと考えてもいませんでした。
しかし、日本から離れることによって
改めて日本を考えます。
そして、自分が日本人であることも考えます。
以前、サッカーの本田選手が日本人は愛国心が
欠如していると言われておりましたが、少し理解できます。
それは、海外でプレーをされているアスリートであれば
もっともっとたくさん自国のこと考えた人や誇りを持った人に
出会っていると思います。
実際、僕もバックパッカーをしていなければ
何も感じなかったかもしれませんが、この友人たちとは
共に笑って共に遊んで共に泣いたりなんかもしました。
出会いってものの大切さをとても感じます。
結婚相手としてのパートナー
仕事上でのパートナー
おいては仕事や職場
全て意味があり偶然そこで働いているのではなく
必然的に何か社会から必要とされていて
そこに必然性があると考えております。
日本の良さをどんどん探求したい
そして伝えたい
さらには、温故知新として
新たな価値を付加させたい
今では、そのように考えております。
漠然と、少し考え込んでいた時期なんでもあったんですが
結果的にとてもいい刺激となり勉強となりました。
しかし、おっちょこちょいなところは直りません。
最後は、なんと!?
キャッシュカードを無くしあえなく帰国です。
本当は、インドに行く予定だったんです。。。
なんと、たまたま現地に親族の知人が住んでいて
お金をお借りして帰ってきました。
ついているのかついていないのか・・・
帰ってきてからも、イギリス人の友人とは
日本に来た時に会ったり、今はFBがあるので
メッセージもらったりしております。
また、旅の途中はなんせ時間があるので
本を読むことが多くなりました。
次の転換期は、ある本との出会いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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