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昭和から平成へ、その次へ。

どうも。
野村です。

今日は平成31年3月28日金曜日、正午を少し過ぎです。
平成に次ぐ元号が72時間後に発表されます。

私は昭和52年11月生まれ。
昭和の時代は11年と3ヶ月しか過ごしていませんが、まあ「昭和の男」です。

先帝陛下がお隠れになる前から「超自粛ムード」が漂い、景気は前向きなれど一部の若者を除いてなんとなく暗いなと感じた小学5年生でした。
TVに流れる先帝陛下のご容態の情報。
吐血、下血、輸血。
明るくなるはずもございません。

そして、先帝陛下が昭和64年1月7日早朝にお隠れになり、その日の午後に新元号「平成」が発表。
同日をもって昭和が終わり、1月8日から平成になったわけです。
当然、日本中は喪に服していますから決して「平成」は前途洋々の船出とはいかなかったのです。

しかしながら平成は昭和に負けず劣らずの「革新の時代」だったと思います。

特に携帯電話の普及、World Wide Webの発達は加速度的に通信網の技術を進化させ、30年前からは想像もできないほどに生活に密着しています。

また、北海道南西沖地震、阪神・淡路大震災、東日本大震災等、地震と津波の時代でもありました。
打ちのめされながらも強く前へ進む心を育んだ時代とも言えるでしょう。

その平成が終わろうとしています。
ご高齢ということもありますが、今上陛下自身が明るい次世代を幕を開けようとしています。

30年前のような、TVは全局CMなし、出演者も全員が喪服、悲しみに明け暮れたあの時と異なる、全く新しい次世代の幕開けです。

昭和から平成へ、平成からその先へ。
どんな時代になるかは全くわかりませんが、間違いなく「前向きな改元」になることでしょう。
昭和も遠くなりにけりですが、昭和があり、平成があり、次につながっていく。

その期待感は近代日本に於いても無かったことではないでしょうか。

さあ行こうか、いざ次の時代へ。
そう思わせてくれる平成最後の1ヶ月が始まります。

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