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中途半端なHTML5は無くなれ!

久々の社会復帰を目指しているのですが。
勉強も再開し、色々なサイトを見て回ってるのですが。

まあHTML5+CSS3は鉄板ですよね。
XHTMLとかは過去の遺産。

だがしかし!
一言言いたい!

中途半端なHTML5サイト多すぎ!

デザインを楽に表現するためのdivとか、取り敢えず使っとけばいいんだろ的なsectionやarticle、ulやdlって便利だよね〜。
これってHTML5っぽいよねえ。

全くの筋違いですぞ!

W3Cが長い年月をかけて2014年にHTML5を勧告、今は2017年に勧告されたHTML5.2が「Webの基準」なんですよ。

人間にも読解可能で、尚且つ、コンピュータやデバイス(ウェブブラウザ、構文解析器など)にも矛盾せず読解されるとともに最新のマルチメディアをサポートする言語
from Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/HTML5

つまり、「誰でも、どんなデバイスでもマルチメディアを含めて読める」文章なんですよ!
HTMLはプログラムじゃない!文章である!
それをゴチャゴチャ弄って複雑にしてどうするのよ。
回りくどい、修飾語だらけの文章を読みたい?
着地点のない会話を聞きたい?
絶対に違うでしょ!

文章はシンプルであるべき!
HTMLでもそれは全く同じ!

長ったらしいHTMLを書いてごらんなさいよ。
アクセス数に応じてトラフィック不可がえげつなくなるでしょ。
そのために費用をかなければならない。
無駄じゃないですか。
例えば90KBのHTMLを60KBに圧縮しましょ。
単純計算で2/3のトラフィックを削減できるんですよ。
馬鹿にならないですよ。

今の若い人たちはポケットWi-Fiを使ってネットを見るのが大変多い!

ライトな層ならば、特にその傾向が強い。
みんながみんな光回線を引いているわけじゃない、4Gを使うことだってよくある。
重いHTMLを見れば見るほど、エンドユーザーの資産を奪っていく。

それは違う!絶対に!エンドユーザーの資産を食いつぶしてはいけない!

モバイルファーストと言われて久しいですが、一体「本気のモバイルファースト」を実現している例はあるのか?
非常に数が少ないと思います。
情報の取捨選択、プライオリティ付け、欲しい情報をすぐに提供できるレスポンス。
それらを吟味せずに「取り敢えず、全部乗せで。デザインはレスポンシブだよ」
トラフィック?なにそれ美味しいの?
これではダメです。

つまり何が言いたいの?
せっかく情報をより軽量でデバイスを問わずに設計されたHTML5。
中途半端なHTML5はそれらを阻害している、HTML4.01時代から何も進歩していない。
ならばHTML5を使うな!
HTML5を使う時は徹底的に能力を引き出せ!
ってことです。

GoogleのPageSpeed Insightsを使いましょう。
インフラやPC、モバイルデバイスの性能向上におんぶに抱っこのコーディングはやめましょう。
繰り返しますが、情報の取捨選択、プライオリティ付け、欲しい情報をすぐに提供できるレスポンス。
これらを強く意識してコーディングしていきましょう。

【結論】甘えるな!全身全霊でコーディングしろ!

とか言いいながら、長々と書いてごめ〜んね!