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【大谷翔平も愛読!】どうしても一歩踏み出せないあなたへ〜後半〜

Photo by Tunafish on Unsplash

今回紹介する本は、あの大谷翔平選手も愛読している『チーズはどこへ消えた?』です。
この本は1時間で読めるほど短い本ですが10年以上役立つ内容が詰まっている本です。

米国の医学博士・心理学者であるスペンサー・ジョンソンが著した童話でありビジネス書です。
1998年に原作が米国、2000年に翻訳版が日本で発売されて以降、累計発行部数は日本で400万部、全世界で2800万部を突破しています。

発売から20年以上経過した今もなお読まれ続けている世界的ベストセラーです。
久しぶりにこの本を書店で見かけたので、今の僕に刺さった言葉を前半、後半に分けて紹介します。

今回は後編になりますので、まだ前半をお読み出ない方は前半の記事もご覧いただけると幸いです。

https://www.wantedly.com/users/173552866/post_articles/913504


従来通りの考え方からは新しいものは見つからない

今までの考えから、新しい考えを取り入れることで新しいアイデアが生まれるものです。
僕も常に新しい発見をして前進するために学び続けることを意識しています。

新たな情報や新たな考えに積極的に触れることで、自分の中の引き出しが増えていくような感覚になります。
この本では「新しい方向に進めば新しいチーズがみつかる」と表現されています。

家までの帰り道で普段とは違う道で変えるとこんなお店が近くにあったのかなど色々な発見があるように普段知らない経験体験が待っていると思います。
そして同時に、新たな楽しさや難しさ、面白さなども感じるのではないでしょうか。

それらのことが、自分自身の幅を広げますし、これまでも新しいアイデアが浮かんだ時は誰かと会話している時や別のことを考えているふとした瞬間でした。


変化に素早く適応する

「古いチーズを早く諦めれば、それだけ早く新しいチーズを楽しめる」と書かれています。
これは自分自身のこだわりを手放すことだと思います。

成長や成果が早い人の特徴を聞かれることがありますが、これまで関わってきた人を思い返すと、まっさきに思い浮かぶのが”素直さ”です。
言われたことを受け入れる素直さや求めているものに向かう素直さを持っている人は成果が早いと思います。

言い換えれば具体的な変化が早い人だと思います。
例えば、元気さに欠ける挨拶をしている人に対して、「挨拶は元気にしようね!」と伝えた直後の「はい!わかりました!」は元気ですが、別れ際の「ありがとうございました」が普段と同じ挨拶に戻っている人が多くいると感じています。

そうした人は人からのアドバイスを受けても変化がないので、素直さに欠ける部分があるのでは?と感じる時があります。
改めて、僕も素直さを意識することで、変化のスピードを上げることを大切にします。


変化を受け入れて、新しいものを探すほうが時間の節約にもなる

「変化に不平を言うより、今まであったものは消えてしまった。さぁ新しいものを探そうじゃないかと言ったように捉えると、大いに時間の節約になりましたし、さらにはストレスが軽減されるようになった。」と話している場面がありました。
人は現状維持を求める時があるものです。

先ほども素直さに通ずる部分もあるかと思いますが、現状を受け入れ、どうしたらできるのか考える際に、今までのできる範囲で考えていては、今までとできることの幅は変わらないことが多いのではないでしょうか。

そんな時こそ、今までとは全く別の方法や今まで苦手、向いていないと感じていたことを試してみると上手くいくヒントが隠れていることがあります。

僕も今の現状を受け入れて、新たに挑戦できているのか見直す機会となりました。


最後に

チーズはどこへ消えた?』にはベストセラーとなる所以がたくさん詰まっていると思います。
変化したいと思ったけど、どうしたらいいか分からない、そんな時にどう行動したら良いのか分からない人におすすめです。

何か成し遂げたいものがあるのであれば、自分自身の変化は欠かせないと思います。

僕もワクセルの実績をさらに世の中に発信していくために、自分自身も、ワクセルの団体としても変化し続けます。


住谷知厚(すみたにともひろ)

<参考>
◆スペンサー・ジョンソン『チーズはどこへ消えた?』シリーズ特設サイト ─ 扶桑社

スペンサー・ジョンソン『チーズはどこへ消えた?』シリーズ特設サイト ─ 扶桑社
20年前の2000年に発売され、日本で400万部、全世界で累計2800万部突破の大ベストセラー『チーズはどこへ消えた?』。アメリカ・ビジネス界のカリスマによる「変化を受け入れ、楽しもう」というメッセージは、現代の我々にますます重要なものに!
https://www.fusosha.co.jp/special/cheese/