これ、もっと早くできないか」が全ての始まりだった
副業でAmazon物販を始めたとき、最初は本当に何もわからなかった。
商品リサーチのやり方、仕入れ先の探し方、商品ページの書き方。誰かに教えてもらえる環境もなかったし、教えてもらおうとも思っていなかった。調べて、試して、失敗して、また調べる。それだけを繰り返した。
そのうち、一番しんどいと感じたのが商品説明文を書く作業だった。
一つの商品ページを仕上げるのに15分前後かかる。商品が増えるほど、その時間が積み重なっていく。売上を上げたいなら商品数を増やすしかない。でも時間は有限だ。
「効率化しなければ、頭打ちになる。」
そのとき初めてAIを「仕事の道具」として真剣に向き合い始めた。
最初はChatGPTで文章を作らせてみた。でも出てくる文章はどれも「それっぽいけど使えない」ものばかりだった。そこで気づいた。AIに何をどう伝えるか、それ自体がスキルなのだと。
そこからはプロンプトを何十回と書き直した。「このキーワードをこの順番で入れたらどう変わるか」「顧客が検索する言葉に近づけるにはどう指示すればいいか」。正直、最初の頃は全然うまくいかなかった。
でも諦めなかった理由は単純だ。「これができれば、同じ時間で3倍の商品が出せる」というゴールが見えていたから。
結果、15分かかっていた作業が5分以内になった。数字にすると地味に見えるかもしれないが、100商品あれば1000分の差になる。
02
コードが書けなくても、アプリは作れた
現職に入って、すぐに気になったことがあった。
商品ページのHTMLに、一部のタグが正しく入っていない箇所が大量にあった。手作業で直すには膨大な時間がかかる。かといって、自分はエンジニアではない。コードを書いた経験もほぼない。
「これ、どうにかならないか」と考えて、Claude Codeに相談してみた。
「こういう問題があって、こういう処理をしたい。どう作ればいい?」
やり取りを重ねながら、最終的に自分でアプリを作ることができた。エンジニアが聞いたら笑うかもしれないレベルのものかもしれないが、問題は解決した。それで十分だった。
このとき気づいたのは、「AIを使えば、自分の能力の外側にある問題を解決できる」ということだ。
コードが書けないという制約は、昔なら壁だった。でも今は壁じゃない。AIに何を・どう伝えるかを考えられれば、実装できる範囲が劇的に広がる。
同じ発想で、GAS・スプレッドシートの自動化、Gemini APIとLINEとDiscordの連携フロー、画像処理の自動化。できないと思っていたことが、一つずつ「できること」に変わっていった。
独学でしかなかった。誰かに「こうやれ」と教わったことは一度もない。ただ、「これを解決したい」という課題が先にあって、そこから逆算して調べ続けた。それだけだ。
03
転職を繰り返してわかった、自分の軸
正直に書く。転職回数は多い。
毎回、会社の文化や環境が合わなくて辞めてきた。それは事実だ。
でも転職を繰り返す中で、一つだけはっきりしてきたことがある。
自分が成長できているかどうか。それだけが、自分の仕事の軸だった。
成長の定義は、時代によって変わってきた。
営業をしていたころは「数字で結果を出すこと」が成長だった。障がい者就労支援をしていたころは「目の前の人の変化を引き出すこと」が成長だった。
そして今は、「時代の流れを読んで、自分のスキルと価値をアップデートし続けること」が成長だと感じている。
AIが急速に広がっている今、「使える人」と「使えない人」の差は想像以上のスピードで開いていく。その波に乗り遅れたくないという危機感が、自分を動かしてきた一番の燃料だった。
41歳になった今も、その気持ちは変わっていない。むしろ強くなっている。
04
これから、やりたいこと
EC運営・Amazon物販・AI自動化を現場で実践してきた経験を、次は「誰かの事業の成長」に直接使いたいと思っている。
カスタマーサクセスでも、ECコンサルでも、DX・AI支援でも。ツールの使い方を教えるだけでなく、「現場で本当に機能する仕組み」を一緒に作れる人間として関わりたい。
机上の提案じゃなく、自分が実際に試して動かしてきたものを持ち込める。それが自分の強みだと思っている。
コードは書けない。でも、AIを使って「現場で動くもの」を作ることはできる。その経験を、誰かのために使いたい。
3年後には栃木・小山市への移住も予定している。家族と犬1匹と、新しい土地で新しいキャリアを築いていく。その過程で出会える会社や人と、長く一緒に走っていきたいと思っている。
もし「面白そうな人だな」と少しでも感じてもらえたら、カジュアルに話しかけてください。選考の前に、まずお互いのことを知れる時間を大事にしたいと思っています。