衝突するからいいものが生まれる
物事に真剣に取り組んでいれば、誰かと衝突するのは当たり前です。
でも大事なのは、ただ自分の意見を通そうと主張するだけではだめで、相手の意見も聞いて、より良い道を探すということです。
わかりやすい例として、企業経営が挙げられます。「集合知」という概念によれば、全体で意見交換や議論をしたほうが個人で出す結論よりもより良いものが生まれます。
いくら社長が凄腕で優秀でも、これを理解している人であれば、たとえ社員と経営方針や事業内容で衝突しても、社員を無視した一人よがりな答えは出さないでしょう。
衝突するのは悪いことではないので、気になることや意見があればどんどん主張することが大事です。でも、当たり前ですが、ただ相手を否定するだけの主張はもってのほかです。