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7/17 夏の青は夜のコンクリート

Photo by Andre Benz on Unsplash

こんばんは、あるいはこんにちは。

今晩は黛灰氏の初配信芸5連発をしっかり楽しんだ伊藤香澄です。

今は昨日にじさんじよりデビューした期待の新人、四季凪アキラ氏のオールナギトニッポンを聞きながらこれを書いています。

ゆったりしたBGMと低音の声、喉の奥で笑う傾向がなんとなく親しみがあっていい感じ。

7月17日、東京は晴れ。

晴れるかな? 晴れた! だが気圧は荒れすぎだ!


今日は思い出話を一つ。

青空以外に夏と紐づいた色に関する思い出、「物理研究会・写真班」に所属していたときのお話です。

そもそも「物理研究会・写真班」とは何ぞや? と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

ことのはじまりは写真好きの先輩方が写真甲子園(写真の全国大会)に参加し、結果を残したこと。出場にあたって顧問代わりに参加した先生(先輩の担任でした)が物理研究会の顧問だったこともあり、写真甲子園を目指す集まりを物理研究会に外付けHDが如くドッキングした、というわけです。

予算は貰えたので、物理室と隣り合う理科室メインで活動していました。もちろん、ロボット班や研究班(物理オリンピックなど目標)という物理研究会の本体の方々とは良き隣人として過ごしていたかなと思います。


私も中3~高2ごろにメンバーの一員としてコンテスト入賞や写真甲子園本選出場を目指して活動していました。

私が通っていた学校は中高一貫校だったので、こういう活動期間になりました。

6学年720人が一つの校舎に集まっている環境は結構楽しかったです。正直大学よりも濃い。人付き合いが3、4年で完成しない実感は心の底から感じました。


閑話休題。


さて、写真部の繁忙期は写真甲子園予選(夏前)→本選(8月)→文化祭準備(夏休み~9月)→エプソンフォトコンテスト団体(秋~冬)です。

しかし部活が忙しいとはいえ、夏休みは学生が宿題に格闘し、遊び、行事準備に駆けずり回る期間。写真甲子園本選出場ができなかった年があったのですが、その年は夏休みの終わりに打ち上げみたいなものをしたんです。高2の夏、友人宅でした。

今ほど暑くなかった日、たしか友人宅の近所で阿波踊りが開催されていた気がします。夕方に阿波踊りの練り歩きを撮影し、そのあとに打ち上げだったような。

そもそも予選会参加メンバーでもなかったので悔しいのか、空しいのか、何となく胸につっかえがあったのは覚えています。先輩ができる人ばかりだったこと、自分が先輩ほど写真に私生活を投資できなかったこと。覆水盆に返らず、露光したフィルムは元に戻らない。

まあそういう気持ちを抱えながらも、友人宅に集まる機会は実質小学校以来なので楽しみでもありました。親やメンバーの妹さん方も参加していたので、気分転換なりいい感じに自分をごまかせるなりを期待していた節もあります。

軽食やおしゃべりでそれぞれが思い思いに過ごすなか、ふと私は風にあたりたくなってベランダに出ました。

冒頭の「青空以外に夏と紐づいた色」はこのときにいた、陰で青みがかった、灰色のベランダの色です。

その日はそれ以降ベランダから穏やかな室内をゆったり見守って、時折話をするなどしていました。


夜は好きです。なぜか起きられた早朝の薄暗さも好きです。

思い出はいいものばかりというわけではありませんが、比較的落ち着く時間帯です。

暗くなってくると心のわだかまりとうまく付き合えるように感じるのはそのせいでしょうか?

夜型ということでもありそうですね。


皆さんは朝・昼・夜、どれが好きでしょうか?

外交・内向、社交・内気に関わらず、単に好みの話だと思うので、機会があればエピソードとともに伺ってみたいところです。


では今回はここで〆です。

本日もお読みいただきありがとうございました。また明日の更新でお会いしましょう!

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