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6/15 通勤に雨のにおいを添えて

Photo by Corina Rainer on Unsplash

こんばんは。

昨日書いた記事が自分以外に読まれているのが嬉しい伊藤香澄です。

定期的に、できれば毎日つぶやくことでツイッターのフォロワー数が爆発的に増えた、という有志の検証があることですし、今日からできるだけその日に考えたことを記録していこうと思います。

あわよくば良縁を手繰り寄せる一助になればいいとも思ったり。


2022年6月15日 東京は雨。

冷たい、霧のような雨でした。

雨と言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?

歌?

メジャーなフレーズだと「雨雨ふれふれ母さんが~」や「思い出はいつの日も、雨」、「始まりはいつも雨」、最近では「雨とペトラ」なんて歌もあります。

雨だからこそ歌いたくなる歌がある、というのは私の意見です。

一般的にはどうなんでしょう? 頭痛や落ち込む気分を忘れたくて歌ったりするのでしょうか。

家を出る時間?

自転車を利用する方はいつもより早く出る必要がありますし、そうでなくとも電車の遅延に備えて早く出る方も多いかもしれません。

ただ、リモートワーク中心の方はあまり気にしないのでしょうか?

朝日が拝めない分体内時計のリセットが難しい、雨の音でいつもより早く目をさます、ということは思いつきますが……実際に経験してみないと分からないことの一つですね。


雨で何を連想するか、は千差万別、十人十色ですね。

今日思ってお話したいなと思ったのは、

雨のにおい

です。

私はこの季節、草木を剪定した後の青さや、どことなく埃っぽい、湿ったにおいを感じやすいのですが、今日は違ったんです。

金属のにおいと、油のにおいだったんです。

前者は今日が缶のゴミの日だったからだと思います。

住宅街を通る都合上、ゴミ集積所をいくつか通っているときでしたし。暑くなってきましたから、缶ビールの需要が増えることもあるのでしょうね。

後者はコンビニの揚げ物油のにおいでした。

油の匂いって、普段もしていると思うのですが今日はいつも以上に気になりました。

臭い、までは行かないのですが「あ~、油」と思うくらいには意識に残りがちです。


さて、この「におい」。

嗅覚というものは、記憶に結び付く要素だそうです。

NHKの「世界は欲しいモノにあふれている」で話題に上がっていました。

「想いを伝える文房具 ドイツ・オーストリア」 - 世界はほしいモノにあふれてる - NHK

確かこの回。

香りと記憶の紐づけを利用して、覚えておきたい出来事があったときにあらかじめ好きな香りを閉じ込めたガラス瓶からにおいをかぐ。

そんな意図で香りを販売する海外の文具店が登場したと記憶しています。

ドイツ語を学び始めた時分だったからこそ強く印象に残っているのでしょう。

(ここで紹介された伊東屋の日本橋店が出店中止になったことにショックを受けたのも覚えています……

ドイツで買い付けたレター用の紙に動物をかたどったイニシャル印を押す商品、楽しみでした……。)


先ほど挙げたような日常のワンシーン以外だと、母方の実家のにおいがこびりついて離れません。

他は、

・美術室のペインティングオイルのにおい(料理用よりもシンナーっぽい匂い)

・化学室の何とも言えない薬品臭

・酢酸カーミンの刺激臭(ほぼ酢酸。目に入って痛い思いをしましたが無事です)

・生物室の動物臭(アフリカツメガエル、ヒメウズラ、ウーパールーパー、冷凍赤虫。生物室の冷蔵庫に入っている人間用の食糧は何となく不安。昆虫ゼリーを普通に食べていた先輩、家にリクガメがいる先輩は衝撃でした。ウズラは裏の女子高まで脱走して無事返却されました。ダチョウのスクランブルエッグは味よりも割る大変さが印象的。)

……中等教育学校時代は影響過多で、日々刺激にあふれていたからでしょうか。覚えているにおいも、記憶も、わずか22年の人生の中で比較的多いというか多すぎると感じます。

これからの自分に期待しましょう。


「自分が一番覚えているにおいは何か」

「どんなにおいを思い出しやすいか」

それらを考えてみると自分が意外に気を引かれているものが分かるかもしれませんね。


ここまで読んでくださりありがとうございました。

以上、伊藤香澄でした!

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