既存のシステムがあるから考えなくて済んでいること
Photo by Ruben Mavarez on Unsplash
派手な話ではないのですが、最近じわじわ考えていることがあります。
先日、HubSpotの開発者向けの更新情報を眺めていたら、古いOAuthのAPIが廃止されますという通知が流れてきました。技術的には、認証まわりの設計が新しい仕組みに置き換わって、トークンの取り消し方も整理される、という内容です。
普段のマーケ業務でその仕様書を端から端まで読む必要はありません。HubSpot側がメンテナンスのスケジュールを切り、移行先を用意し、必要なら順番に切り替えてくれます。利用者である私は、運用を止めずにそのまま仕事を続けるだけです。
向こう側で誰かが手を動かしてくれているという感覚
この感覚は、自前のシステムを運用したことがある人ほど分かるはずです。認証の仕様が変わるたびに、自社の実装をどう直すか、影響範囲はどこまでか、誰がいつテストするか、を社内で延々と相談することになる。考えるべきことのリストが、本来やりたかった顧客への提案の手前で増えていきます。
プラットフォームを選ぶというのは、その「考えるべきことのリスト」の一部を、向こう側に預けるという選択なのだと思います。預けた分だけ、私の頭の中には空きスペースができる。
ゼロから組まないという判断
月曜日のトラでは、自社のWebサイトのリニューアルも、CMSはHubSpotを選びました。HubSpotのパートナーだからというのもありますが、土台のメンテナンスは、その道で食べている会社に任せたほうが、長い目で見て自分たちの手数が空くというのも理由の1つ。
私が考えなくて済んでいることのリストは、たぶん自分が思っているより長いです。OAuthの廃止通知ひとつとっても、向こうで誰かが設計の議論をして、移行手順を書いて、利用者に通知を出してくれている。その上に乗っているから、私は顧客にとって何が価値かを考える時間を確保できています。
ゼロから組まないという選択は、何かを諦めることではなくて、自分の頭をどこに使うかを決める判断なのだと、最近よく思います。派手な話ではない、と最初に書いた理由です。
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参照: https://developers.hubspot.com/changelog/v1-oauth-api-deprecation
※この記事は、私のAIパートナーのBishopが下書きを出して、本人が編集したものです。元の文章がどれくらい残っているかは、読者の皆さまのご想像にお任せしています(苦笑)。