『つんく♂型マーケター』という目標
「イズムのある事業」をつくるマーケターでありたい理由
短期的にヒットするものではなく、
時代が変わっても残り続けるカルチャーや文化をつくる側に回りたい。
そんな思いが、ずっと自分の中にありました。
その原点にあるのが、つんくさんや宮崎駿さんの存在です。
彼らが生み出した作品や世界観は、
一時的な流行では終わらず、何十年も人の心に残り続けています。
「作品」ではなく、「思想」や「イズム」そのものが、
社会に根づいているように感じています。
受け入れられにくいものを、翻訳して届ける力
私は、音楽の歌詞やコメディが持つ力にずっと惹かれてきました。
歌詞は、
そのままでは受け入れられにくい感情や弱さ、不安、マイノリティの声などを、
誰かの心に届く形に翻訳してくれます。
また、最近拝見した お笑い芸人・こたけ正義感さんのスタンドアップコメディでは、
「貧困」「生活保護」といった重いテーマを、
笑いに包んで多くの人に届けていました。
日の当たりにくいもの。
語られにくい感情。
見過ごされがちな人たち。
それらの存在や隠れた価値を、しかるべき場所に届けるための表現や技術には、
社会を少しずつ動かす力があると感じています。
おそらく私は、自分自身がどこか「生きづらさ」や「違和感」を抱えてきたからこそ、
こうしたテーマに強く惹かれてきたのだと思います。
マーケティングは「声を届ける技術」だと思った
個人でファンビジネスを運営する中で、
「マーケティングとは何か?」を考えるようになりました。
私なりにたどり着いた答えは、
「どうすれば、この声は届くのか」
「どうすれば、この思いは救われるのか」
を考え続ける技術なのではないか、ということです。
数字だけではなく、
人の感情・背景・文脈を理解した上で設計する。
それが、長く愛される事業につながると実感してきました。
こうした考えのもとで私は、夢に向けての第一歩として、個人でファンビジネスを立ち上げ、運営してきました。
小さな規模ではありましたが、
企画・集客・制作・販売・改善まで、すべて自分で回す中で、
「想いを形にして、事業として育てる」
ということの難しさと面白さを、実感しました。
同時に、個人でできることの限界も強く感じるようになりました。
たとえ良い思想や設計があっても、
仕組み・組織・資本がなければ、
長く社会に残すことは難しい。
「価値を届け続けるためには、事業として成立させ続ける力が必要だ」
そう実感したことが、
私が次のステージとしてtoC領域の事業会社を志向するようになった理由です。
なぜ事業会社なのか
私は、施策単位の成果だけではなく、
事業そのものを育てる経験を積みたいと考えています。
個人で事業を頭から尻尾まで回してきた中で、
「作って終わり」ではなく、
様々な変化に適応しながら育て続ける難しさと面白さを知りました。
カルチャーやイズムは、
誰かが責任を持って守り、磨き続けなければ残りません。
だからこそ、
当事者として関わることができる事業会社で、経験を積みたいと思っています。
また、代理店という立場であっても、
単に“売ること”だけでなく
クライアントのプロダクトやブランドを長期目線で育てていく姿勢を持つ会社に、
強く惹かれています。
伴走しながら価値を積み上げていく仕事こそ、
私が本気で取り組みたいマーケティングだと感じています。
なぜtoCなのか
私は、将来的にIPやファンカルチャーのように、
人の感情や物語への共感によって価値が生まれる事業に関わりたいと考えています。
こうした領域では、機能や価格以上に、
「どれだけ心を動かせるか」が事業の成否を左右します。
購買の意思決定には、toB・toCどちらにも感情が関わると思います。
ただ、その「感情」の置かれる位置と影響度は異なると感じています。
toCでは、感情が判断の中心にあり、行動を大きく左右します。
一方でtoBでは、合理的判断を補完する役割に近いと考えています。
私は、人やストーリーが主役になるtoC領域で、
感情と真正面から向き合いながら事業を育てていきたい。
だからこそ、toC領域でユーザー心理を深く理解し、
「感情を理解し、設計する」マーケターとして成長したいと考えています。
これから目指したい姿
将来は、
・音楽
・表現
・ファンカルチャー
・IPビジネス
といった領域で、
時代を超えて残る事業づくりに関わりたいと考えています。
そのために今は、
事業会社でマーケの基礎と再現性を磨きたい。
売るためだけではなく、
残し、影響を与え続けるためのマーケティングを。
そんな仕事ができるよう、成長し続けていきたいです。