こどもたちの「わかった!」が、私をデザイナーにした。
宮城県の小さな漁村で、3年間働いた。
廃校をリノベーションした体験施設「MORIUMIUS(モリウミアス)」。震災で人口の8割が去ったその土地で、こどもたちが漁師と海に出て、薪でお風呂を沸かし、自分たちで会議を開いて今日の過ごし方を決める。
私はそこで、プログラムの企画・運営・広報を担当していた。
「伝わる」ことの力を、こどもたちに教わった
1週間プログラムの5日目。こども会議で、一人の子がこんな提案をした。
「ラバー(施設で育てている豚)に"ありがとう"を伝えたい。200回ブラッシングしよう」
雨が降っていた。でもみんなレインコートを着て、ちゃんと数を数えながら、やり切った。「命への感謝」という抽象的な概念を、あの子は自分なりのビジュアルと行動に変換した。私は、「伝わる」ってこういうことだなと、静かに胸を打たれた。
言葉を尽くすより、形にして見せる。難しいことを、誰もが理解できるものに変える。それが、人の心を動かす。
「これで収入が得られるのか」と思った夜
モリウミアスで広報も担当するようになり、SNS発信やコンテンツ制作に関わるうちに、自然とデザインへの興味が生まれた。在職中にスクールで学び、副業として受注を始めた。
初めて報酬を受け取った日のことは、今でも覚えている。
「自分が作ったものに、誰かがお金を払ってくれた」という感覚。それは単純な喜びというより、「伝わった」という実感に近かった。楽しくて、あっという間だった。
デザインも、教育も、「伝わる」が原点
こどもたちが「わかった!」という顔をする瞬間と、クライアントが「ありがとう」と言ってくれる瞬間は、どこか似ている気がする。
難しいことをわかりやすく届ける。伝えたいことを、伝わる形に変える。
MORIUMIASで3年間やってきたことと、今デザイナーとしてやっていることは、根っこが同じだと思っている。
今、スライド・資料制作とバナーを中心に活動しています
活動約1年、50件以上の納品実績。営業資料の刷新で成約数アップに貢献した経験もあります。
「なんとなくこんな感じ…」という段階からでも大丈夫です。ふわっとしたイメージを一緒に形にして、あなたの発信や事業の成長につながるお手伝いをしたいと思っています。
まずはお気軽に話しかけてください。
ポートフォリオ → https://fori.io/oshu-07