なぜ嘘がつけないのか
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私は嘘をつくのが非常に苦手です。「黙る」ことは出来ますが、自分の考えと別のことを口にするのは苦手です。その理由について考えてみました。
●嘘をついた事を忘れてしまうから
嘘をつくと、その嘘によってどう変わってくるかをシミュレーションし、すべての結果を変えていかなければなりません。そのような複雑な思考が出来ない事と、自分が何に対してどのような嘘をついていたのかを記憶しておく事が出来ないため、嘘をつく事が難しいです。
●自分の考えが貴重だから
私は発達障害のため、明確に自分の考えを言語化するのが得意ではありません。なので、せっかく言語化できたものを、自分の意志で捏造するのが「もったいない」と感じるからではないか。
●信頼されなくなるから
私は発達障害により、常に誤解されて生きています。何もしていないのに、「嘘つき」と怒られる事も多く、そんな状態で嘘がバレたら余計信頼を失うだけです。
発達障害は誠実でなければならないと「学習」して生きてきました。本当に困ったときに、「あの人が嘘をつくはずがない」と言われるようになっておかないと、誰も助けてくれないからです。
しかし現実はそう上手くはいかず、いくら嘘をつかずに生きようとも、誤解されたり、よく分からないまま返事をしてしまったりして、私は常に「嘘つき」と呼ばれています。頑張れば頑張るほど評価されてしまい、余計信じてもらえない悪循環に陥ります。いくら私にそのつもりがなくても、世間的に捉えられた事が真実なので、発達障害は常に「嘘つき」のため、わざわざ嘘をつく必要がないのです。