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アラサーによる20代のキャリア形成持論

Photo by Julien Riedel on Unsplash

なかなかどうしてこう師走の時期は忙しくなるのか、
クリスマスも仕事に追われ、知らぬ間に過ぎ去って行きました…
仕事納めも近づき、自身の棚卸しをしている真最中です。

一番最初に頭に思い浮かんだのは、もう自分がアラサーだということ。
周りからはまだ若いからと甘くみてもらっていますが、内心危機感でしかないものです。
そうしてふと考えたことが、「20代でしておくべきこと」とはなんだろうかということです。
(しておいた方がよかったこと。というべきなのかもしれませんが…)


個人的に、仕事の面の話に限っては大きく3つあると思います。

①地獄を見る
②違う環境を知る
③目指すべきメンターに出会う

それぞれ経験に基づいた解説をします。

①地獄を見る
これは少し誇張しすぎた表現かもしれませんが、要は一度しんどいことを経験しておくと、
「あぁ、最近きついなあ…」と思う時期も、あの時に比べたらまだマシか!
とあまり悲観的にならずに頑張れるということです。

新卒で入社した企業では、建設業界の商社ということもあり、なかなかブラックな労務環境でした。
古き(良き?)昭和の年功序列制度と上下関係、パワハラとアルハラの一歩手前か一歩先
朝5時〜現場業務/17時〜事務所作業といった毎日で体力的にも精神的にもかなり疲弊していたと記憶しています。

上記のような労務環境はあってはいけないですし、是正すべきことだと思いますが、
個人的には、当時の経験が自分を少し強くしてくれたと感じてもいます。
ベテランのポジションでそんな労務環境を耐え抜くのは本当に苦しいと思いますし、
私はやれと言われても絶対に無理なので、体力と気力が満填の時期に経験できてよかったです。


②違う環境を知る
私は、運よく社内で引き抜きをしてもらい、そこから今の情シスの道に進むことができましたが、
「石の上にも三年」なんて言葉を信じていたらきっと「非効率な働き方と、社畜精神」が染み付いてしまっていたと思います。
今いる社会が全てであるなんてことはなく、当たり前に感じている文化や考え方、働き方は
他社から来た人からしたら驚くようなことだった。というのはむしろ多いと感じています。

そのため、自分が少しでもおかしい、間違っていると思うことがあれば声をあげ、
それでも環境が変わらなければ、違う環境に飛び込むという事は決して悪いことではないと思います。

私自身、20代で2度転職をしています。(転職時期の非正規雇用を含めれば3度)
そしてその全てが業種も職種も異なります。
履歴書や経歴書は決して綺麗なものとは言えませんが、様々な環境を知り、その中での良い面、悪い面を経験してきたからこそ、今の職場では違った観点から物事を考えることができるのだと思います。

特別恵まれた環境にいる、今の仕事や職場に何も不満がなくて楽しい!
と言うわけではなく「なんとなく環境を変えるのが怖い」という理由で転職に踏み切れないのであれば、20代のうちになんでもやってみるのは良いことだと、自信を持って言えます。

人生はゲームではないので、選択を間違えたらGAMEOVER。はい、おしまい。やり直しはNG。
なーんてことはなく、そこからまた新しい選択が続いていくだけなんだと身をもって痛感しています。


③目指すべきメンターに出会う
これが一番重要だと思っています。
私の基本的な仕事に対する考え方は、当時私を引き抜いてくださった方からの教えを徹底し、模倣しているようなものです。

「レスポンスは丁寧かつ迅速に行う」
「サラリーマンである以上、給料泥棒になってはいけない」
「ヤバいミスほど早く報告する」
などなど、数えあげたらキリがありません。
その上で、今の上司の方のスキル、マインドセットを尊敬し、必死に追いかけている毎日です。

ある程度仕事に慣れてくると、あまり無理をしなくても業務をこなせるようになってきます。
そうした頃、部下の存在ができ、下を育てる能力を身につけて行くのが一般的なのかなと思います。
ただ、それだと自分の仕事の範疇や、伸び代を狭めてしまうことになる恐れもあると感じています。

試合慣れと言う観点からすれば、レギュラーで活躍するのが一番ですが、
スキルを磨くのであれば、3流リーグのレギュラーよりも、一流リーグの補欠選手の方が良い環境なのではないでしょうか。

目指すべき目標だけれども、まだ手は届かない。
そんな人の背中を見て過ごす日々の方が、20代の私には必要だと思います。
もっとも、そういった「優れた方」は、仕事に対して厳しく、見極めるのも見限るのも早いことが多いので、気が抜けないというのはありますが。


以上が個人的に思う20代で経験すべき事項でした。

あと二年間のうちにどれだけ成長できるか。これまで辿ってきた道と、今置かれている状況は決して間違っているとは思いません。あとは自分次第。

悔いのない20代を過ごしたと言い切れるように来年も頑張ります!































































































































































































































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