サザエさん症候群

「サザエさん症候群」という言葉を知っているでしょうか？

日曜日の『サザエさん』を見て、明日が月曜日で出勤・通学しなければならないと考えてしまい憂鬱になる症状の俗称だそうです。笑点、ちびまる子ちゃん、世界の果てまでイッテQ、大河ドラマなども該当する様です。

ドラマやアニメのエンディングを見ると「終わってしまった」という気持ちにはなりますが、サザエさんを見て特別な感情を抱いた事はないです。日曜の夜は明日から仕事だと思いアレやコレをしてと色々考える事が楽しいです。

では何故、憂鬱な気持ちになってしまうのか？

それは仕事が楽しくない、又は人間関係が良くない事が原因ではないかと私は考えます。

与えられた仕事、配属したチームは簡単に変更する事は出来ないと思い、ストレスを抱えたまま日々を過ごしていく内に気持ちが沈んでしまうのだろう。

会社としてはそんな言葉にし辛い内容を日頃の会話の中から聞き出し、改善に努める必要があります。

そこには社員との信頼関係も必要です。「悩みを聞いてくれたけど何も改善されない」と感じてしまうと、以降は心を開いてくれる事は無くなります。「会社は動いてくれる」と感じてもらえれば、些細な事でも相談をしてくれる様になります。

会社と社員が協力して楽しく仕事が出来る環境を作って行く事が「サザエさん症候群」にならない為の予防策だと思います。

あなたは「サザエさん症候群」になっていませんか？