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三方よし

英語には「win-win」という考え方があります。自分も相手も利益を得るという考え方です。

日本には古くから近江商人の「売り手よし 買い手よし 世間よし」という「三方よし」の考え方があります。

「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」という意味です。私は「世間よし」の部分は「社員」であったり、「弊社のサービスを受ける全ての人達」と解釈しています。

現代社会において見直されている考え方の一つです。

「三方よし」を会社理念に掲げている会社は意外に多いです。

会社のルーツを遡って調べてみると、滋賀県発祥の会社が殆どです。

ちなみに「近江商人」を調べてみると所説ある様ですが、以下を「近江商人」と呼ぶそうです。

・滋賀県出身で滋賀県以外で商いをしている会社

・滋賀県に本社があり滋賀県以外の場所で商いをしている事業所

滋賀県内で商いをしている会社は「地商い」と呼ぶそうです。

私は滋賀県出身であり、滋賀県に本社があり、東京で事業所を経営しているので「近江商人」という事になります。近江商人の教えに恥じない経営をして行きたいと常日頃から考えています。

近江商人の教えは他にもいくつかあります。

それはまた別の機会に書きたいと思います。

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