家庭用トレーニング器具の歴史~2007年(佐々部光章)
トレーニング器具が日々進化しています。
バランスボールもその一つです。
大きなボールに座ってストレッチ体操をするバランスボールが一般的ですが、グッズマン(京都市)の「美整体 骨盤ドーナツ」(4,800円)は直径50センチのドーナツ形のボールで中心部分のくぼみが特徴です。
くぼみ部分に座って体を動かすと、ボールの弾力が下腹部や背筋を鍛えます。
骨盤周辺の筋肉の強化にも効果があり「下半身太り」の原因とされる骨盤のゆがみも防ぎます。
東急ハンズ広島店(中区)の担当者は「雑誌やテレビに紹介され、美容に関心が高い20―30歳代の若い女性を中心に売れている」と話します。
自転車タイプの機器の人気も根強くあります。
ベスト電器広島本店(南区)ではアルインコ(大阪市)「チェックアップバイク5500」(3万2800円)の人気が高いそうです。
ペダルこぎ運動に加え、ハンドルのグリップに付いたセンサーで体脂肪率や心拍数を測定でき、6段階で体力を評価します。
ベスト電器広島本店のフロア長は「無理せず長く続けられるよう工夫された機器が増えた。さまざまな測定機能も備わり、効果を実感しやすい。フィットネスクラブ用などの高機能の機器を家庭用に使いやすくした商品が今後も増えそうだ」とみています。
佐々部光章(ヨガインストラクター)