何故エンジニアを志したのか。自分にとって仕事とは。
ご興味をお持ち頂き、ありがとうございます。この記事は簡単な自己紹介と、自らの仕事に対する考え、エンジニアを志した経緯をお伝えしたいと思い作成しました。この記事の構成は以下の通りです。
0.自己紹介
1.大学病院への就職 -考えさせられた「自分にとって仕事とは」-
2.地方整形外科病院への就職 -見えてきた「仕事に対する価値観」-
3.なぜエンジニアを志したのか -自分にとって仕事とは-
是非、最後までお読み頂けますと幸いです。
0.自己紹介
私は愛知県一宮市という田舎町で生まれ育ちました。小学校3年生の頃からサッカーに明け暮れ、社会人2年目まで続けていました。よく両親や友人から「サッカー好きだねー」「夢中になると本当にストイックだね」と言われるほどのサッカー馬鹿でした。そんな自分が他によく言われることがありました。それは
「目標を必ず達成する人だよね」といった言葉です
中学校の時、自分のサッカーのレベルより少し高いクラブチームに入団しました。クラブ入団当初は、 20人中18人がベンチ入りできる中、ベンチ外になってしまうレベルでした。「お前じゃレギュラーなんて無理だよ」こう言われた事もあります。しかし自分は「絶対レギュラーになってるから」と言い返しました。「どの能力を向上させ、どのポジションを目指せば良いか」考え努力した結果、中学3年生の春からようやくスタメンの座を獲得する事ができました。
高校・大学の受験では、共に合格判定の評価が最低評価からのスタートでした。しかし、自分の特徴や過去問等から「どの部分の学力を向上させれば良いか」考え努力した結果、無事志望校に合格する事ができました。
これらの経験により、自分の強みは「問題解決能力」だと考えております。
そして社会人。現在の理学療法士という職を志したきっかけは、小学校3年生から継続していたサッカーが大きな影響を与えました。
がむしゃらに努力しすぎた弊害として怪我にも悩まされる事が多く、そんな時に出会ったのが理学療法士でした。
自分の不安や焦りを吹き飛ばすような、いきいきとした姿。そして親身になって同じ目標に対し取り組んでもらえる安心感。治療中の真剣な表情。それらに魅了され憧れました。
「理学療法士って素晴らしい仕事だな」
自らが救われ憧れの感情を抱いたことにより、理学療法士として働き社会に貢献することを決意しました。
1.大学病院への就職
-考えさせられた「自分にとって仕事とは」-
国家試験に合格し、ついに憧れの理学療法士になりました。理学療法士として力をつけたい一心で、厳しい環境に身を起きたく大学病院への入職を決意しました。
それから毎日、業務と自己研鑽で必死でした。とてつもなく多忙な日々で、特に研究業務の仕事量は果てしなく、帰宅時間が日を跨ぐことは当たり前といった状況でした。しかしそれでも働く事が出来たのは、とにかく夢中になっていたからでした。
「社会で未だ知られていない事を明らかにする事」
「研究で得られた成果を通して、多数の人に対し価値を提供できる事」
このことにとてつもない魅力を感じ、没頭しました。
また自分が携わった研究は、SI企業や電機製作会社と共同で研究しており、チームで何かを開発することや、1つの目標に対し取り組む事にとても魅力を感じました。
しかし、自分は入職当初抱いていた本質的な気持ちを忘れかけていました。多忙な中で研究に没頭するあまり、自分の頭の中は研究やキャリアのことばかりになっていました。
「この研究を頑張れば、理学療法士としてのキャリアに伯が付く」
「この仕事をやる事が、将来待遇をよくするために必要なことだ」
いつしかこのような事ばかりを考えるようになり、患者相手のリハビリ業務は二の次になっていました。リハビリテーションを初めて目にし、体験した時に感じた
「理学療法士って素晴らしい仕事だな」
こう感じた時、描いていた理想の理学療法士像はこのような姿なのか。自分は何を目指し理学療法士になったのだろうか。自分にとって仕事とは何か、自分はどのような事をしている時が一番充実感が得られるのかを真剣に問うきっかけでした。そして何度も問いた結果、病院を移る決断をしました。
2.地方整形外科病院への就職
-見えてきた「仕事に対する価値観」-
大学病院で3年間務めた後、次の職場として選んだのは地方の整形外科病院でした。その病院には自分と同じ出身大学であり尊敬する先輩が勤めており、「ここには患者のため、日々熱心に知識・技術を磨いている療法士がたくさんいる。一緒にやってみないか。」と誘いを受けたことや、元々整形外科疾患やスポーツ・ヘルスケア領域に対し興味・関心が強かった事もあり、新たな勤務先として選択しました。
先輩の言葉や病院見学の際に感じた雰囲気の通り、その病院には日々熱心に自己研鑽をし、患者と真剣に向き合っている療法士が大勢いました。
「理学療法士って素晴らしい仕事だな」
理想の理学療法士を目指し、患者に貢献したい一心で一生懸命学び・働いていた頃の気持ちを思い出しました。必死に治療をする姿勢は患者にも伝わっており、「一生懸命やってくれてありがとう」「あなたのおかげで、私の人生は変わりました」そう言われることが多々ありました。その時、自分の仕事に対して大きな誇りを持つことができ、これまでにない充実感や喜びを感じました。これは以前の私では無かった経験であり、この経験を通して
「誰かに貢献できていると感じる時、それが最も充実感を得る」
「自分ににとって仕事をする上で重要な事は、自らの知識・技術を通して、誰かに貢献することだ」
このような結論に至りました。
3.なぜエンジニアを志したのか
-自分にとって仕事とは-
自分にとって仕事とはどのような物なのか。どのような事が重要なのか。1.2の項目をまとめると
社会で未だ知られていない事を明らかにする事
多数の人に対し価値を提供する事
個人に対し自らの知識・技術を活かし、貢献する事
このようにまとめる事ができます。そして自らの強みである「問題解決能力」を活かすにはどのようにすれば良いのかを考えました。理学療法士は素晴らしい職業ですし、誇りも持っています。しかし、「多数の人に対し価値を提供する事」と「個人に対し自らの知識・技術を活かし貢献する事」を両立する事は難しいと感じました。つまり
「多数の個人に対し知識・技術を活用する事で価値を提供し、貢献する事
これを達成する事は難しい。ではどのような方法があるのか考えました。そこで辿り着いた結論が
「エンジニアとして働くこと」
でした。エンジニアという職業は、サービスを開発・運営する段階で自らの強みでる「問題解決能力」を活かす事ができ、新規サービスを開発することで
「社会で未だ解決されていない問題を、サービスを通して解決する事」
が可能であり、またサービスを運営する事で
「多数の個人に対し知識・技術を活用する事で価値を提供し、貢献する事」
が可能であると考えました。
以上が私の仕事に対する考えと、エンジニアを志した理由です。
理学療法士とエンジニアは、全くことなる職業に見えますが、実は通じている部分があると考えております。同じ専門職であり技術職ですし、サービス開発し運営する流れは理学療法の研究・臨床に似ていると考えております。
理学療法士として4年間働いた経験や、今までの自分の人生で培った経験を存分にできる限り活かし、 エンジニアとして社会・企業、そして多数の個人に対し貢献したいと考えております。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。ご興味を持って頂けましたら、是非面接・面談の機会を頂けますと幸いです。