職務経歴書
【経歴概略】
大阪芸術大学通信教育学部在学中から、京都の編集プロダクション(〈1〉株式会社 桜風舎)にて雑誌編集のキャリアをスタートしました。2014年に上京し、出版社(〈2〉株式会社ロッキング・オン・ジャパン、〈3〉株式会社枻出版社)で雑誌編集に携わった後、WEB編集の経験を積むべく、「TABI LABO」(〈4〉株式会社TABI LABO)へ転職。現在は「TOKYO FM+」「TOKYO MX+」(〈5〉ジグノシステムジャパン株式会社)にてWEB編集・執筆および戦略立案に携わっております。
【職務経歴】
〈1〉
勤務先会社名:株式会社 桜風舎
経験職種:編集職(雑誌)
勤務期間:2011年10月~2013年10月
雇用形態:正社員
■編集媒体
・成美堂出版発行 季刊「KYOTO」(発行部数:2万部)
・成美堂出版発行 KYOTO STYLE手帖04「GO!KYOTO 社寺入門」
・京阪電気鉄道株式会社発行 冊子「おけいはんと平清盛」
・京阪電気鉄道株式会社主催「平家ゆかりの地 歩いて 巡って クイズラリー」シートマップ
・JTBパブリッシング発行「トラベラッコ! 京都」
・京都市発行「My*Kyoto」2012年秋号
・成美堂出版発行「京都カフェブック 2013」
・ダイヤモンド・ビッグ社発行「チアーズ! 2 京都2013-14」
■職務内容
四季折々の京都を紹介する季刊誌「KYOTO」の編集をメインに行った。1年目は編集長アシスタントとして、毎号200件近い社寺や関係者と連絡を取りながら、掲載依頼から掲載誌発送まで、編集雑務のすべてを担当した。2年目は編集長の退社に伴い、進行管理を担当しつつ、全144ページ中80~90ページほどを編集・執筆(一部)。同誌のスピンオフシリーズ書籍「GO!KYOTO 社寺入門」の創刊にも携わった。
〈2〉
勤務先会社名:株式会社ロッキング・オン・ジャパン
経験職種:編集職(雑誌・WEB)
勤務期間:2014年4月~2016年3月(契約満了につき退社)
雇用形態:契約社員
■編集媒体
・邦楽誌「ROCKIN’ON JAPAN」(発行部数:15万部)
・増刊号「ROCK IN JAPAN FES.2014」「ROCK IN JAPAN FES.2015」
・音楽情報サイト「RO69(現rockinon.com)」(月間PV数:1500万PV)
■職務内容
邦楽専門誌「ROCKIN’ON JAPAN」の編集・執筆をメインに行った。
担当アーティストは、SHE’S、新山詩織、FTISLAND、Saku、Rhythmic Toy Worldなど。レコード会社と日頃から連絡をとりあい、新譜が出る際には取材日を設定し、インタビュー・撮影を行った。
今最も旬な人物にインタビューするカルチャーページ「この人に訊く!」では、ブッキングを含め、編集・執筆を担当した。有村架純、大根仁、宮藤官九郎、坂口健太郎、広瀬すずなどをインタビューした。
編集長チーム(リーダー以下6名)のメンバーとして、アシスタント業務も担った。[Alexandros]、SEKAI NO OWARI、星野 源、MAN WITH A MISSIONなどのロングインタビュー・撮影のため、カメラマンとの打ち合わせやロケ地コーディネート、写真データの管理、テープ起こしのまとめ作業、入稿・校了まで、すべての編集補助作業を行った。また、チーム内の新人指導にも携わった。
1年目に担当した広告進行管理では、通常業務に加え、過去10年にさかのぼるデータを分析。出稿状況の変化、その要因をまとめ、効果的な営業法を自発的に提案した。2014年度は、前年度比108%の出稿料を記録することができた。
2年目は誌面と並行し、情報サイト「RO69(現rockinon.com)」の編集を兼任。SEOの知識を学びつつ、邦楽ニュース・ブログ、自社刊行物のプロモーション記事の執筆、ライターのハンドリングなどを行った。2015年度の月間PV数は、前年度比120%に成長した。
〈3〉
勤務先会社名:株式会社枻出版社
経験職種:編集職(雑誌)
勤務期間:2016年9月~2017年6月
雇用形態:契約社員
■編集媒体
・季刊誌「写ガール」(発行部数:各2万部)
・季刊誌「RETRIEVER」(発行部数:各2万部)
・フリーペーパー「ATSUGI LOVERS」
・ムック「TOKYO美術館2017-2018」
■職務内容
「写ガール」「RETRIEVER」をはじめ、主にホビー誌を制作。また、それに関連するイベントの運営も担当した。
「TOKYO美術館2017-2018」は、創刊10周年を記念し、全面的なリニューアルを提案。ジャンルに、アートフェス・プロジェクトを追加するなど、モノ→コト、そしてトキ消費時代への変化に則した媒体に作り直した。また、巻頭特集では、話題性の向上、新たなユーザー層への訴求力アップ、そして、所有したくなるスタイリッシュさを狙い、世界遺産に登録された国立西洋美術館×詩人・最果タヒ×モデル兼クリエイター・宮本彩菜のコラボレーションを企画し、実現した。
〈4〉
勤務先会社名:株式会社TABI LABO(現・NEW STANDARD株式会社)
経験職種:編集職(WEB)
勤務期間:2017年7月~2018年8月
雇用形態:正社員
■編集媒体
・WEBメディア「TABI LABO」(月間PV数:2000万PV)
■職務内容
日本文化や地方創生をとりあつかう「JAPAN LOCAL」チーム(2017年7月より始動)に在籍。現地取材やインタビューものを含め、月間平均8~10本のオリジナル記事を制作。以下、制作した記事の一例。
▶インタビュー記事
・「私がやっているのは、愛の告白」――マリエ、1万字インタビュー(28,984pv)
・【鈴木心】スタイルを持たない写真家が、社会をアップデートする(18.563pv)
・「切ない!」「素敵すぎる!」あの花火大会のポスター、一体誰が作ったの?(50,805pv)
▶キュレーション記事
・今週末行けるかも? 日本のウユニ塩湖、8選。(63,506pv)
・3000円以内のクリスマス用プチギフトだったら、絶対これ(52,759pv)
・「海の見える駅」とっておきの5選。東日本編(52,434pv)
・太宰治、川端康成、三島由紀夫――文豪たちの「愛してる」10選。(37,452pv)
・京都手帖は、手帖どころのさわぎじゃない。(27,030pv)
〈5〉
勤務先会社名:ジグノシステムジャパン株式会社
経験職種:編集職(WEB)
勤務期間:2018年9月~在職中
雇用形態:正社員
■編集媒体
・WEBメディア「TOKYO FM+」(月間PV数:2000万PV)
・WEBメディア「TOKYO MX+」(月間PV数:200万PV)
■職務内容
TOKYO FM、TOKYO MXの放送内容から、ユーザーにとって有益なテーマや、PV数に直結するトピックを選定し、記事化。月間合計80~90本の記事を編集し、うち70本を執筆している。このほか、Yahoo!、LINEなど外部サイトへの配信作業、PV集計、ユーザー分析、それにもとづいた戦略立案を行っている。
「TOKYO FM+」は、2018年下半期目標だった月間平均2000万PVを達成。上半期比110%の成長を記録した。
効率的にPVを取得するため、配信先ごとのユーザー層、ヒット傾向を3ヵ月ごとに分析。パワーポイントにまとめ、編集会議で共有した。自分の担当番組にもこれを活かした結果、アーティスト番組「木村カエラcosmic☆radio」の平均PVを、上半期比368%に成長させることができた。
編集・執筆の傍ら、より多くのユーザーをファン化させるべく、UI・UX、Webデザイン、既存コンテンツ、企画などの問題点を洗い出した。競合調査なども実施し、リニューアル案にまとめた。また、書籍「THE TEAM 5つの法則」をもとに、チームビルディングに関する提案も行った。半年に及ぶ説得の結果、リニューアルを進めることになった。
「TOKYO MX+」は、2018年下半期目標だった月間平均200万PVを達成。上半期比208%の成長を記録した。
過去のデータを分析し、ジャンルごとに、最もPVをとりやすい公開時間をまとめた「公開時間カレンダー」を作成。これを活かし、記事化を担当したスポーツ番組「BE-BOP SPORTS(現・TOKYO LOVE SPORTS)」の平均PVを上半期比228%に、バラエティ番組「明日どこ!?DX」の平均PVを上半期比220%に成長させた。