結婚準備の悩み、AIで即答 ウエディングパーク、研究開発組織設立
結婚式場の口コミサイトを運営するウエディングパーク(東京都港区)は、人工知能(AI)技術を活用したサービスの開発を目的とする研究開発組織「Wedding Park AI Lab」を設立した。AI技術の応用が、未開拓なブライダル業界でいち早く研究開発に着手することで、その可能性を探るのが狙いだ。
AIを活用した関連産業における市場規模は今後、右肩上がりが予想される。その規模は2015年の3兆円から、20年には23兆円に拡大するとの試算もある。
AIを活用したサービスの第1弾として、このほど「結婚準備ガイド AIボット」(β版=ユーザーによる試用版)の提供を開始した。同サービスはブライダル業界初の結婚準備に特化したAIチャットボット(AI自動応答)サービスで、結婚準備に関するユーザーの悩みや質問、欲しい情報に対してボットがリアルタイムで回答するのが特徴だ。同社は「ユーザーの情報収集の利便性を改善し、必要な情報にたどり着けないという心理的負担を減らすことで、結婚準備をより楽しく、幸せなものにしたい」としている。引き続き技術開発に取り組み、年内にもAIを活用したサービスの提供を開始する予定だ。(Sankei Biz 2016.10.31 05:00記事より)
これは3年前の記事ですが、AIが果たして、センシティブな『結婚準備の悩み』に対応できるのかどうかが疑問。しかし、ビッグデータを形成する1つの方法ではあるし、そこからAIが算出する最適な解決法をプランナーがお客様に『ヒト対ヒト』で伝えるという手法はありそう。