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それでもスパロボは動くのだ

人機一体

Q_0008:どうやって不整地二足歩行を実現するのですか?

まず、現在のロボット工学では、ロボットによる不整地二足歩行を、必ずしも十分な性能で実現できていないことを指摘しておきます。確かに ASIMO 等に代表されるように、多少の不整地を踏破する二足歩行ロボットは存在します。しかし、それらは 基準となる既知の水平面が存在し、そこからの多少の床面高誤差を許容する という意...

Q_0007:どうやって人間パワー増幅を実現するのですか?

いい質問ですね。筆者は研究者ですので、こういう質問は嬉しく思います。技術の詳細に立ち入ることは避けますが、少しだけ詳しく紹介させていただくことにしましょう。 まず「人間パワー増幅技術」とは何か、説明が必要ですね。これは、超人ハルクのように生身の人間のパワーを増幅する技術、ではありません。そうではなく、人と、人より...

Q_0006:人機一体社の考える近接操作型マスタスレーブシステムとは?

先の Q_0004 では搭乗型と装着型の比較を、Q_0005 では搭乗型と遠隔操作型の比較を行ない、株式会社人機一体が目標とする人型重機の社会実装においては、最終的な完成形として搭乗型を目指すことを明らかにしました。 そうはいっても、やはり危険箇所においてはマスタスレーブシステムの「操作者(マスタ)と作業機(...

Q_0005:搭乗型よりも遠隔操作型(テレオペレーション)の方が現実的では?

確かに、原子力発電所などの危険箇所にロボットだけが入って、人は安全なところから遠隔操作することができれば便利です。確実な通信手段が確保されているならば、依然として操作者が危険に晒される搭乗型より、遠隔操作の方が良さそうにも思います。そもそも、我々のパワー増幅マスタスレーブ技術の本来の使い方は、遠隔操作だともいえま...

Q_0004:搭乗型よりも装着型(パワードスーツ)の方が現実的では?

パワードスーツという言葉の定義に依りますね。パワードスーツという言葉を、モビルスーツまで包含するような広義の概念として捉えることもできます。しかし、ここでは「搭乗型よりも装着型」ということなので、ほぼ人間サイズで、強化服として人体に被せて着るようなロボット(ウェアラブルロボット)を示す、狭義の概念としてお答えしま...

Q_0003:ガンダムではなく、他のアニメや SF に登場するロボットではダメですか?

ダメではありませんが、ミスリードしてしまう可能性が高いと考えます。例えば、筆者の個人的な趣味で言えば『機動戦士ガンダム 』よりも『超時空要塞マクロス 』に登場する可変戦闘機バルキリーの方が、ロボットとしては美しいと思います。しかし、(ガンダムではなく)バルキリーを作るのだと言うと、アニメのバルキリーそのものを作る...

Q_0002:なぜガンダムなのですか?

そうですね。Q_0001 で述べたようにガンダムそのものを造るのではないならば、ガンダムなどと言わない方が誤解が無くて良いのかもしれません。しかし、やはり筆者は、象徴として「ガンダム」という言葉を使いたいと思っています。以下にその理由を列挙します。 第一の理由は、これも Q_0001 で述べましたが、筆者が影...

Q_0001:ガンダムを開発するのですか?

答えは Yes であり No でもあります。 アニメ『機動戦士ガンダム 』シリーズに登場するガンダムそのものを造るのか、という問いに対しての答えは、明らかに No です。ガンダムそのものを現実世界で造ろうとする試みは荒唐無稽です。理由は、技術的に極端に困難であること、そして、その困難さを乗り越える価値が無いことで...

それでもスーパーロボットは動くのだ:「パワー増幅技術と不整地二足歩行技術に基づく巧緻な搭乗型重作業機械の開発」に係る質疑応答

このスペース「それでもスーパーロボットは動くのだ」では、筆者(人機一体・金岡博士)が提唱・推進するプロジェクト「パワー増幅技術と不整地二足歩行技術に基づく巧緻な搭乗型重作業機械の開発」について、質疑応答形式で解説します。 本プロジェクトがメディアに露出する際、筆者は「ガンダム」という表現を(控え目ではありますが)...

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それでもスパロボは動くのだ
このスペースでは、筆者(人機一体・金岡博士)が提唱・推進するプロジェクト「人間パワー増幅技術と不整地二足歩行技術に基づく巧緻な搭乗型重作業機械の開発」について、質疑応答形式で解説します。
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