HACARUSは医療、製造業、インフラ領域に AI をコアにした製品・ソリューションを提供している会社です。
◉事業領域と提供サービス
■ 医療
・診断支援
MRI や CT のような医療画像をはじめとする患者データを解析し、疾病の早期発見や読影医の負担軽減などより、速く正確な診断ができる医療環境の実現を目指して、製薬企業様との共同プロジェクトを推進しています。
・ 創薬支援
創薬研究におけるスクリーニングの効率化を目指した製品開発に取り組んでいます。HACARUSの技術を用いることでスクリーニングの効率化を実現するとともに薬物の作用メカニズムに対するヒントを提示することで、専門家と協働し、研究開発を加速するシステムの実現を目指しています
■ 製造業
・外観検査
ロボット、照明、カメラと AI を組み合わせた製品「HACARUS Check」を提供しています。複雑な形状の自動車部品の検査など、これまでの検査装置では自動化が難しかった領域に導入を進めています。
・予知保全
工作機械をはじめとする FA 機器から収集される各種センサーデータに基づいた設備の予知保全を AI で行うことで、より生産性の高いスマートファクトリの実現に機器メーカ様と取り組んでいます。
■インフラ
・地中探査
簡便で精度の高い地中埋設物の検査手法が、建設現場や鉄道施設などの現場で求められています。HACARUSでは地中レーダの画像から地中の埋設物の位置を確認するための AI を開発しています。
◉HACARUSの技術の特徴
・ビッグデータ不要
AIと聞くとディープラーニング、ビッグデータというキーワードを思い浮かべる人は多いでしょう。しかし「検討したものの、ビッグデータを集められない」とAIの利用を断念したという課題も耳にします。スパースモデリングなら、少量データでも高精度の成果を得られます。ビッグデータがないからとあきらめる必要はありません。
・「その結論に至った理由」が解釈できる
ビジネスであれ、医療であれ「なぜそうなったか」を説明できることはとても大切です。しかし、ディープラーニングを活用したAIでは「結果が出るが、なぜそうなったか」を説明できません。スパースモデリングなら、その根拠もフィードバックします。「知」が見える化されることで、応用も期待できます。
・高速かつ低消費電力
ビッグデータを扱うAIは、膨大なデータ処理のための高性能システムが必要で、電力消費も多く、気軽にできるものではありません。
HACARUSのAIは、少ないデータの取り扱いで済むため低負荷です。クラウドベースとオンプレミスともに提供実績があります。